「日本遺産」琵琶湖とその水辺景観

更新日:2023年03月31日

びわ湖の浅瀬に立つ鳥居の写真

 平成27年4月に「琵琶湖とその水辺景観」が日本遺産に認定されました。市内3ヵ所の文化的景観選定地のほか、白鬚神社やシコブチ信仰が構成遺産として選ばれています。水との関わりある営みが今もなお息づいている私たちの日常生活が高く評価されたもので、改めて身近にある生活文化の重要性を気づかせてくれました。

日本遺産とは?

日本遺産のロゴ

地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日日本遺産のロゴ本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。ストーリーを語る上で欠かせない有形や無形の様々な文化財を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信し、地域の活性化を図ることとしています。

(平成27年度の初認定には全国からの83件の応募のうち、18件が初の認定となりました。)

日本遺産認定ストーリー

「琵琶湖とその水辺景観─祈りと暮らしの水遺産」 について詳しくは下記リンクをご覧ください。

穢れを除き、病を癒すものとして祀られてきた水。仏教の普及とともに東方にあっては、瑠璃色に輝く「水の浄土」の教主・薬師如来が広く信仰されてきた。琵琶湖では、「水の浄土」を臨んで多くの寺社が建立され、今日も多くの人々を惹きつけている。また、くらしには、山から水を引いた古式水道や湧き水を使いながら汚さないルールが伝わっている。湖辺の集落や湖中の島では、米と魚を活用した鮒ずしなどの独自の食文化やエリなどの漁法が育まれた。多くの生き物を育む水郷や水辺の景観は、芸術や庭園に取り上げられてきたが、近年では、水と人の営みが調和した文化的景観として、多くの現代人をひきつけている。ここには、日本人の高度な「水の文化」の歴史が集積されている。

認定所在自治体

高島市、滋賀県、大津市、彦根市、近江八幡市、東近江市、米原市、長浜市、草津市、守山市、野洲市

高島市内の日本遺産構成遺産

針江・霜降の水辺景観について詳しくは下記リンクをご覧ください。

大溝の水辺景観について詳しくは下記リンクをご覧ください。

白鬚神社について詳しくは下記リンクをご覧ください。

シコブチ信仰

滋賀・高島 悠久の歴史を語る水の郷~海津・針江・大溝・重要文化的景観水辺3か所めぐり~

関連情報

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