沖の白石

更新日:2023年03月31日

湖の水面から大きな岩が2つ顔を出している写真

場所:高島市安曇川町南船木
安曇川河口(船木崎)の東約5.5キロメートルの湖中

 

安曇川河口(船木崎)の東約5.5キロメートルの湖中に、100メートルほどの湖底から顔を出す最高14メートルの4個の岩は「沖の白石」と呼ばれ、古くから琵琶湖上の景勝の1つに数えられてきました。
 午前中ネズミ色のこの岩は、日が西に傾くにしたがってだんだん白く変わるところから「白石」と名づけられたと伝えられています。また、岩は、西岸のどの地より見ても3個の岩に見えるので「船木3ッ石」、近くを船でまわると何個にも見えることや色の変化から「化石」とも呼ばれてきました。
「白石」には、湖上を行き交う舟の安全を祈った祠跡が残っており、当時の湖上交通の重要さを思わせます。

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