オリーブの産地化に取り組んでいます

更新日:2025年04月30日

「幸せを呼ぶオリーブのまちたかしま」をめざして

これまで

高島市内では、一部の地域で平成29年(2017年)から少しずつオリーブの栽培が始まりました。多くの野菜や果物は、サルやシカなどによる獣害に遭いやすいのですが、オリーブは獣害に強く、他の果樹に比べて栽培労力が少なくてすむと考えられたことがきっかけでした。
その後、令和2年(2020年)からは「高島市オリーブ産地化推進協議会」が立ち上がり、市内全域でオリーブの栽培を拡大する計画を策定して、現在は朽木地域を除く各地域で2400本以上のオリーブが栽培されています。オリーブ栽培本数マップ

めざす姿

オリーブには「平和」や「知恵」という花言葉があり、旧約聖書にあるエピソードから由来して、現在も平和の象徴として知られています。
日本国内にはすでに複数のオリーブ産地がありますが、高島市にあるさまざまな特産品や観光資源を、オリーブが引き立て役になって新しい価値を生み出すことで、ほかの産地とは違う魅力を創出する可能性を秘めています。

そこで、

  • “高島にしかない”オリーブ商品づくり
  • オリーブ畑にたくさんの人々を呼び込み、交流と新たなストーリーを生み出す

これらを両輪にして、高島に魅力や楽しみを感じ、高島に長く関わる人たちが創造する「幸せを呼ぶオリーブのまちたかしま」の実現をめざします。高島市オリーブ産地化ビジョン

高島市オリーブ産地化推進協議会

 令和3年3月15日に高島市オリーブ産地化推進協議会を設立し、オリーブの産地化をめざした活動を行っています。協議会は、生産者、行政、JA、農業センターなどの農業関係機関だけでなく、観光協会や商工会、企業などで構成されています。高島市オリーブ産地化推進協議会イメージ図

協議会では、次の4つの方針に基づく事業を展開しています。

  1. 良質な果実や枝葉を安定生産し、栽培面積を拡大します
  2. 高島ならではの魅力が詰まった加工品を開発します
  3. 観光資源としてオリーブ畑を整備し、人々の交流を生み出します
  4. 「たかしまオリーブブランド」を確立し、その認知度を向上させます

詳しくは、高島市オリーブ産地化促進事業全体計画第2期(PDFファイル:1.1MB)でご確認ください。

みんなで盛り上げよう!たかしまのオリーブ

オリーブ写真

高島市でオリーブの産地化を盛り上げてくれる仲間を募集しています。
オリーブの栽培を検討している方、オリーブ畑で体験活動をしてみたい方、オリーブの新商品を作ってみたいと考えている方、素敵なアイデアを提供してくれる方など、どなたでもお問い合わせください。

添付資料を見るためには

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〒520-1592
滋賀県高島市新旭町北畑565
電話:0740-25-8511
ファックス:0740-25-8519
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