リチウムイオン電池からの火災を防止しましょう

更新日:2024年03月05日

リチウムイオン電池とは

リチウムイオン電池とは、充電が可能で繰り返し利用することができる電池で、一般に普及している他の電池と比べて、高容量、高出力、軽量という特徴があり、小型で大量の電力を必要とする製品(スマートフォン、ノートパソコン、ゲーム機、加熱式たばこ、モバイルバッテリー等)に使用されています。

リチウムイオン電池はエネルギー密度が高いため、過充電や過放電時に発熱し、最悪の場合、破裂・発火することもあります。

リチウムイオン電池の画像  リチウムイオン電池を充電している画像 電子タバコの画像

リチウムイオン電池が出火する前兆

  • リチウムイオン電池が膨らんできた。
  • 電気機器使用時に異音または異臭がする。
  • 電気機器の使用時間が短くなる。
  • 充電が最後までできなくなる。
  • 充電中に電池が異常に熱くなる。

※上記のような異常があった際には、使用をやめてメーカーや販売店に相談してください。

リチウムイオン電池による火災はどのような時に起こるか・・・

  • リコール製品を使用するなど、製品の不具合により出火した。
  • 外部からの衝撃で、圧力が加わって変形したり、水が掛かったりして、内部でショートし異常発熱し、出火した。
  • 専用の充電器で充電しなかったため、過充電となり出火した。
  • 炎天下の車内に放置したことにより、内部が膨張し出火した。 ・・・etc

リチウムイオン電池からの火災を防ぐために・・・

  • 充電器やバッテリーは製品に付属されていた物やメーカー指定の商品を使用しましょう。
  • 膨張、異音、異臭など異常が生じたものは使用しないようにしましょう。
  • 自動車のダッシュボードや直射日光のあたる場所など、高い温度になる場所に放置しないようにしましょう。
  • 購入する際は、電気製品が安全性を満たしていることを示す「PSEマーク(その電気製品が電気用品安全法で定められた安全規格を満たしていると証明するマーク)」が付いている製品にしましょう。

リチウムイオン電池の廃棄方法