第2期高島市まちづくり推進会議からのまちづくり提案(平成29年~30年)
第2期高島市まちづくり推進会議(平成29・30年度)では、市内に在住・通勤する26人の市民委員と本部員が、5つのグループに分かれて研究者などとともに地域課題に対しワークショップや調査活動を重ねながら検討を行い、市民や行政へ向けた成果報告書「第2期高島市まちづくり推進会議 報告書」を作成するとともに、成果発表会を開催しました。
成果報告書は、地域振興のための方策を市民・地域・行政が共に問題意識を持ち、検討しながら、市民協働によるまちづくりを実践、推進していくために提案されています。
市では提出された提案内容について、10月を目途に検討結果を公表し、令和2年度には検討結果を実施できるよう、検討を進めています。
市民の皆さんも、将来の高島市がより良いまちとなるよう、ご協力をよろしくお願いします!
第2期高島市まちづくり推進会議の提案内容
まちづくり推進委員から、市民や行政に対する提案内容は以下のとおりです。
また、提案内容の詳細については、下記からダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
1.「ちょっとお願い」と言える地域づくり
市民へ提案
- 子育て世代を対象にした区・自治会活動で同世代の横のつながりと世代を越えた縦のつながりを広げる
- 女性をはじめ地域の多様な人が関わる自治会活動の実施
- 多様な世代の人がお互いに意見を出しやすい会議の雰囲気づくり
行政へ提案

子育て応援応援ぶっく・子育て応援ぶっくを受け取る機会のない移住者等のような子育てに関する制度を知らない人を減らすために、高島市子育て応援ぶっくの周知の徹底を図る。子どもの健診時やこども園等に説明や声かけを実施してはどうか。
検討中の部署
子育て支援課・各園・健康推進課
2.子育てや子どものことを考え、話し合える地域に
市民へ提案
- 子どもへの声かけを区、自治会で取り組む。お帰りチャイムが鳴ったら声をかける
- 地域で安心して遊ばせられる環境について意見を集め、地域で取り組む
- 区、自治会で子育て中の人との対話の場を持ち、子どもたちへの関心を広げる
行政へ提案
小学校区ごとの子育て支援活動組織づくりを行うことで相談し合える機会をつくる。また、地域学校協働本部と連携し、子育て支援活動団体の支援強化を図る。
検討中の部署
- 子育て支援課・学校教育課・社会教育課
個人での取り組みが難しい社会事情の中で、子育て世代との協働による安心して遊ばすことのできる環境づくりを実施するには、自治会役員の定着化、地域活動の大切さを自治会員が自覚することにより地域自治会の体制強化を図る必要がある。また、そのための自治会員のための実りある研修の場を設ける。 - 市民協働課・各支所・学校教育課・子育て支援課

3.結婚支援等の体制や子育て支援制度を充実


市民・企業へ提案
若い時に高めの給与設定、結婚支援制度を充実させて結婚を促し、結婚後の福利厚生面を充実、給与等のコストを抑えることにより、市内就職者の増加を促す。
行政へ提案
- 子ども2人目までの子育て制度を充実
- 3人以上の場合の手厚い子育て支援制度の周知の徹底
検討中の部署
子育て支援課
4.子育て世代をターゲットとしたI・Uターン
行政へ提案
- 若者が就きたい職種を調査し、就職フェアで紹介する。
- 福利厚生を重要視する傾向にあるが、就職フェアのパンフレットには掲載されていないので事業内容およびPR欄に掲載してはどうか。
検討中の部署
商工振興課・社会福祉課・農業政策課・市民協働課
5.子どもたちがいきいと体験でき、生き抜くための知恵を持てる機会のある高島市
市民・事業者へ提案
- 一人でも多くの人が活動に参加をする
- 子どもの活動に対する資金の支援や物資の提供を通じた協力が必要
行政へ提案
活動団体の運営方法(人材募集、広報、活動の場等)を学ぶ機会づくり
検討中の部署
市民協働課


関連情報
第2期高島市まちづくり推進会議を開催しました!(平成29年度)
第2期高島市まちづくり推進会議を開催しました!(平成30年度)
第2期 高島市まちづくり推進会議の活動報告(平成29年~30年)
ダウンロード
第2期高島市まちづくり推進会議委員から、市民・行政に向けた提案・検討内容 (PDFファイル: 452.4KB)
更新日:2023年03月31日