質問13 所有する住宅は築後数十年経っており老朽化が進んでいますが、ここ数年評価額が下がりません。どういう事でしょうか?

更新日:2023年04月01日

答え

 経年減点補正が落ち切っている、もしくは評価額が据え置きになっているためと考えられます。「経年減点補正」とは、家屋の評価額計算において、建築後の年数経過によって生じる損耗(屋根・外壁等が風雨にさらされる事による劣化等)による減価を表したものであり、「損耗による減点補正率」に含まれています。

 この補正は築年数に応じて補正が大きくなっていき、建築後一定年数(木造住宅の場合は約25年)経過すると最大値に達し、以降は補正が継続して同じ数値となります。これを「下げ止まり」と呼び、以後家屋の戸数や面積が増減しない限り、原則評価額はそのままとなり、評価額は下がらなくなります。

 また、家屋の評価額は、当年度の評価額が前年度のそれを上回った場合、前年度の評価額に据え置かれる(=評価額が変わらない)仕組みとなっています。

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