プレコンセプションケアをご存じですか?~将来のライフプランと未来の自分の健康のために~
はじめに:今の自分を知ることから始めましょう
「将来、子どもが欲しいな」と漠然と考えている方
「今はまだ考えていないけれど、いつかは」と思っている方
そして、「まずは自分自身の健康を大切にしたい」という方へ
高島市では、若い世代の皆さんが将来の望むライフプランを実現できるよう、「プレコンセプションケア」の取り組みを推進しています。
プレコンセプションとは?
プレ(Pre)は「~の前の」、コンセプション(Conception)は「受胎(妊娠)」を意味します。
世界保健機関(WHO)などでも提唱されている概念で、「将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うこと」を指します。
これは、妊娠を希望する女性だけのものではありません。
若い時期から正しい知識を持ち、今の健康状態をチェックすることは、男女問わず、将来の不妊リスクや病気のリスクを減らし、健やかな人生を送るための重要なケアです。
引用:国立成育医療研究センター「プレコンノート」
プレコンセプションケアについて、漫画や動画で楽しくわかりやすく学ぶことができます。
なぜ若い世代に推奨されているの?
近年、若い世代における「過度なダイエットによるやせ」や「肥満」、ストレス、運動不足などが課題となっています。これらは、将来の妊娠・出産時のリスクを高めるだけでなく、自分自身の将来の健康にも大きく影響します。
早くから生活習慣を見直すことで、以下のようなメリットがあります。
- 質の高い生活(QOL)を送り、健康寿命を延ばすことができる。
- 将来、望んだ時期に妊娠・出産できる可能性を高めることができる。
- 未来の子どもへ、より良い健康状態を引き継ぐことができる。
プレコンは「男性にも関係あるの?」
はい、男性にもとても重要です!
男性の肥満や喫煙、過度なストレスなどの生活習慣は、精子の状態を低下させ、将来の不妊のリスクを高めることがわかっています。
プレコンセプションケアは、女性だけのものではありません。若い時期からパートナーと一緒に、あるいは自分自身の健康のために、男女問わず取り組むことが大切です。
STEP1:自分の体について知ってみよう
プレコンセプションケアの第一歩は、自分の体と向き合うことです。
あなたは今の自分の体のことを、どれくらい知っていますか?
自分の「適正体重」を知っていますか?
(極端な「やせ」や「肥満」は、男女ともに将来の健康や生殖機能に影響を与えます)
【女性】
自分の月経周期を把握していますか。
(月経不順や強い痛み、月経過多は、体に何らかのサインが出ている可能性があります)
卵子の数は年齢とともに減ることを知っていますか。
(年齢とともに質が落ち、数も減少し、流産率も高くなります)
【男性】
精子の状態は生活習慣で変わることを知っていますか。
(たばこや深酒、サウナや長風呂などの過度な温めは、精子に悪影響を及ぼすと言われています)
健康診断の結果や、自分の血圧を知っていますか。
子どもの頃にかかった病気や、受けてきた予防接種(風しんなど)の記録を知っていますか。
まずは、母子健康手帳を見返したり、健康診断の結果を確認したりすることから始めてみましょう。
STEP2:プレコンセプションケア・チェックシートで生活習慣を見直そう
国立成育医療研究センターが推奨する「プレコンチェックリスト」をもとに、いまの生活習慣を確認してみましょう。
引用:国立成育医療研究センター「プレコン・チェックリスト」
さらに詳しい自己チェックと情報はこちら
国立成育医療研究センター「プレコンノート」 (PDFファイル: 5.9MB)
STEP3:もっと素敵な自分になるために、できることを考えよう
チェックシートはいかがでしたか?チェックがあまりつかなかった人も、心配いりません。
今から一つでもいいのでできることを考え、今日から行動に移してみましょう。
【今日からできる!具体的なAction】
- いつもより10分だけ多く歩いてみる(階段を使うなど)。
- バランスの良い食事を心がける。
- 毎日の晩酌を、週に1日だけお休みにしてみる。
- 寝る前のスマホをやめて、いつもより30分早く寝てみる。
- かかりつけ医やかかりつけ歯科医を持ち、体調を整える。
- 今年の健康診断や、がん検診の予約を入れる。
- 実家や手元にある「母子健康手帳」を探して、風しんなどの予防接種歴を確認する。
- 誰かと健康について話したり、相談をする。
- パートナーと、将来のライフプランや今の健康状態について話してみる。
「自分はどうしたらいい?」「悩みを聞いてほしい」と思ったら、高島市の窓口に相談してみましょう。
高島市のサポート体制
高島市では、関係機関と連携し、皆さんの健康づくりとライフプランをサポートしています。
■ 自分の体をチェックする(健診の受診)
年に1回は健康診断を受け、自分の体の状態を把握しましょう。また、女性は20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。
■ ライフプランと出会いのサポート
「たかしま結びと育ちの応援団」
高島市では、出会いから結婚、妊娠、出産、子育てまで切れ目のない支援を行っています。結婚や将来のライフプランに関する講座なども随時開催しています。
■ 妊娠・健康・不妊・不育に関するご相談
思いがけない妊娠や、妊娠前からの健康相談について、市の保健師や助産師が秘密厳守で対応します。
おひとりで悩まず、ご相談ください。
- 相談窓口:高島市 子ども未来部 こども保健課
- 電話番号:0740-25-8110
滋賀県の取り組み・サポート体制
滋賀県では、「プレコンちゃん」というキャラクターを通じて普及啓発を行っているほか、不妊に関する専門相談窓口を設置しています。
イメージキャラクター:プレコンちゃん
滋賀県不妊専門相談センターのご案内 (PDFファイル: 7.5MB)
女性のための相談窓口
この記事に関するお問い合わせ先
〒520-1592
滋賀県高島市新旭町北畑565
電話:0740-25-8110
ファックス:0740-25-5678
こども保健課へのお問い合わせ
更新日:2026年06月01日