蜂の巣の駆除について
危険を伴う蜂の巣の駆除は専門業者に依頼しましょう
毎年、春から秋にかけて、蜂の活動が活発になり、蜂の巣の駆除に関するご相談をお受けしますが、高島市では蜂の巣の駆除業務は行っておりません。
土地の所有者や管理者に駆除をしていただくことになります。
蜂の種類や、巣の場所によって、駆除には大変危険が伴いますので、専門業者に駆除を依頼されることをお勧めします。
専門業者に駆除を依頼される場合は、職業別電話帳の「便利業」や「消毒業」の業者にご相談いただくか、「滋賀県ペストコントロール協会」までご相談ください。なお、駆除費用については、依頼者の負担となりますので、業者と十分打ち合わせをしたうえで駆除を依頼してください。
お問い合わせ先
滋賀県ペストコントロール協会
- 本部 電話 0749-23-7773
- 大津北支部 電話 077-578-2005
蜂に刺されないようにするには
巣を見かけたときには
- 蜂の巣に近づかない。巣に石を投げたり、つついたりして蜂を刺激しない。
- 巣の前を急いで横切ったり、振動を与えるなどの急激な動作を避ける。
- 斜面の土穴に巣を作っていた場合、刺激を与えることになるので、騒いだり、地面を振動させることはしない。
- 巣の近くで芳香の強い香水やヘアスプレー、その他化粧品を使わない。また、虫除けの超音波装置も蜂を刺激するので身につけない。
- 純毛製品や黒い衣服は刺されやすく、白っぽい服装の方が安全性が高い。野山にでかける時も、白っぽい服装を心掛ける。
- 蜂がいる場所で、熟した果実やジュース等の甘味料を飲まない、また飲んだものをそのまま放置しない。(蜂は、木の樹液や甘いものに集まります。)
- 駐車中の自動車の窓は、蜂が入ってこないように必ず閉めておく。
- 野外活動中にスズメバチ類の巣と突発的に遭遇し、見張りの蜂に威嚇や攻撃を受けた場合は、大声で騒いだり、腕でハチ類を追い払うことは、蜂が左右の動きや急激な動きに敏感なため厳禁です。また、頭や黒色の部分を隠し、姿勢を低くして巣からゆっくり離れることが重要です。
蜂が家に迷い込んだときは
- たたいたり、追いかけたりしない。
- 窓を開けて、蜂が出ていくのを待つ。
- 洗濯物を取り込むときには、蜂が紛れ込んでいる時があるので注意しましょう。
もし蜂に刺されてしまったら
- 体を低くして、巣から遠ざかる。
- 刺された箇所(傷口)を流水で洗う。
- 刺された箇所(傷口)から毒を絞り出す。
- 水道水や氷で冷やして医師の手当てを受ける。
応急処置として、冷たい流水で患部を洗い出しながら毒を血液と一緒に絞り出すのが効果的です。
その後なるべく早く医療機関(病院 皮膚科)へ受診しましょう。
こんなときには、すぐに病院へ
- 刺されて数分後に気分が悪くなり、動悸がしたり、発疹がでてきた。
- 以前刺されたとき、発疹等の同じような症状が出たことがある。
- 多数の蜂に刺された。
- 目に毒液が入った。
蜂に刺されて死亡する原因の大半が、「アナフィラキシーショック(抗原抗体反応)」によるものです。
過去に蜂に刺されたことがある人の一部に、上記のショックを起こす人がいます。短時間の間に、心不全や呼吸不全等の症状が起こることがあるので、早急な治療が必要です。
更新日:2023年03月31日