野鳥における鳥インフルエンザについて
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人間に感染しないと考えられています。
日常生活においては、鳥の排せつ物等に触れた後は手洗い等をしていただければ過度に心配する必要はありませんので、冷静な対応をお願いします。
死亡した野鳥を発見したとき
野生の鳥は、エサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。
野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありませんが、目立った外傷がなく野鳥が死んでいる場合は、素手で触らずに下記の機関にご連絡ください。
条件を満たす場合には、死亡野鳥調査のために回収を行います。
- 平日 8時30分~17時15分 … 滋賀県西部・南部森林整備事務所 高島支所 0740-22-6033
- 夜間・休日 … 滋賀県庁 守衛室 077-528-3140
検査の対象とならず回収されない場合
以下に該当するものは、ウイルスの検出が困難であるため、
死亡した野鳥の回収は行われません。 → 詳しくは滋賀県ホームページを確認してください。
- 腐敗が進んでいるもの(おおむね24時間経過)
- 乾燥がはなはだしいもの
- 個体の損傷が激しいもの(顔面や腹部がつぶれているもの)
- 衝突事故や交通事故など病気以外の死因が明らかなもの
- 検査優先種外のもの
(注意)ドバト、スズメ、ヒヨドリ等の小鳥は大量死の場合を除き、検査対象外です。
⇒ 検査対象外の場合、土地所有者・管理者が処分することになります。
ビニール袋に入れてきちんと封をし、燃えるゴミとして処分してください。
素手で接触しないように気を付け、念のため、手洗いとうがいを行ってください。
狩猟鳥と接するとき
- 素手で触らないようにしてください。素手で触れてしまった場合は、石鹸やアルコールでしっかり手を洗ってください。
- 解体するときは、マスク、ゴム製手袋、ゴーグル等を着用してください。
- 移動をさせる場合は、軽トラックのような人と荷台とが分かれている車両を使用するか、ビニール袋に入れてしっかりとくくってください。
- 血液、糞などがついた道具で調理をしないでください。
- 使用した道具や作業台は、塩素系漂白剤などで殺菌・消毒してください。
- 狩猟した野鳥の肉は、十分に加熱調理し、生食は絶対にしないでください。
愛玩鳥を屋外で飼育されている場合
愛玩鳥を屋外で飼育されている場合は、野鳥やネズミなどの小動物が入らないように工夫してください。
また、出入り口に石灰をまくなどの予防をしてください。
餌付けについて
野鳥への餌付けはしないでください。
更新日:2023年12月19日