地震防災(地震に備えて)

更新日:2023年05月31日

地震が発生した時、被害を最小限におさえるには、一人ひとりが慌てずに適切な行動をすることが極めて重要です。

 その為には、皆さんが地震について関心を持ち、いざというときに落ち着いて行動できるよう、日頃から地震の際の正しい心構えを身につけておくことが必要です。

日頃からの備え

  1.  家具などが転倒・移動しないよう、固定しましょう。
    • 大型で重いタンス・本棚などの家具類や冷蔵庫がすぐに転倒しないように置き方、置き場所などを工夫する。
    • さまざまな転倒防止器具が市販されているが、正しく取り付けないと役に立ちません。それぞれの説明書をよく読んで正しい個所に正しい取り付け方で使用する。
  2.  ブロック塀を補強しましょう。
    ヒビがある、基礎や控え壁がない、傾いている、鉄筋が入っていないなどのブロック塀は、専門の業者に見てもらい必要なら補強を行う。
  3.  台所など火を使う場所の整理整頓や、火の取り扱いに注意しましょう。
    • ガスコンロの上部には、棚を作らない。
    • 棚があっても、燃えるものを置かない。
    • 火を使うときは、火のそばを離れない。
    • 火のそばを離れるときは、必ず火を消してから。
  4. 非常持ち出し品を準備しましょう。
    • 食料は最低3日分備蓄しておく。レトルト、缶詰のご飯などさまざまな食品が販売されている。特に乳幼児の粉ミルク、離乳食、おやつのストックは充分に。
    • 水は、一日一人3リットルを目安とする。ポリタンク、ペットボトルでのストックが便利。
      時々水を取り替え、万が一の際は煮沸して飲用する。生活用水も充分に確保しておく。
    • 燃料は、卓上カセットコンロや固形燃料が便利。都市ガス復旧にはかなりの時間を要する。(阪神・淡路大震災のときのガス復旧日数は84日)
       薪や木炭、練炭なども用意しておくとよい。
    • 災害時の情報不足は非常に不安、苦痛となる。うわさに惑わされないよう、ラジオを用意して正しい情報を入手すること。乾電池なども忘れずに。
    • 懐中電灯は、夜間就寝中でもすぐに手にできるよう、身近な所定の場所に置いておく。できれば、家族一人に1個。
  5.  避難に備えて次の事を家族で確認しておきましょう。
    • 家族と避難先の確認しておく。
    • 避難する際、どこを通れば安全に避難所に行けるか、経路を確認しておく。
    • 消火器具の設置場所、使い方を確認しておく。
    • 非常持ち出し品の内容、置き場所を確認しておく。

地震 そのときの10のポイント

大きく揺れた時の行動

グラッときたら身の安全

大きな揺れを感じたら、まず身の安全を図り、揺れがおさまるまで様子を見る。

地震時及び直後の行動

すばやい消火、火の始末

火を消す3度のチャンス

  • ア 小さな揺れを感じたとき
  • イ 大きな揺れがおさまった時
  • ウ 出火したとき

あわてた行動 けがのもと

屋内で転倒・落下した家具類やガラスの破片などに注意する。

窓や戸を開け 出口を確保

小さな揺れのとき又は揺れがおさまったときに、避難できるように出口を確保する。

落下物 あわてて外に飛び出さない

瓦、窓ガラス、看板などが落ちてくるので注意する。

門や塀には近寄らない

屋外で揺れを感じたら、ブロック塀などには近寄らない。

地震後の行動

正しい情報、確かな行動

ラジオやテレビ、消防署、行政などから正しい情報を得る。

確かめ合おうわが家の安全、隣の安否

わが家の安全を確認後、近隣の安否を確認する。

協力し合って救出・救護

倒壊家屋や転倒家具などの下敷きになった人を近隣で協力し、救出・救護する。

避難の前に安全確認、電気・ガス

避難が必要な時には、ブレーカーを切り、ガスの元栓を締めて避難する。

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