救急車の適正利用について
救急車は事故等により大けがをした人や病気で緊急を要する人を病院へ搬送するものです。現在、高島市消防本部では4台の救急車を運用していますが、令和5年の救急出動件数は3,122件あり、救急搬送された人のうち約半数は入院の必要がない軽症者でした。
また近年では緊急で病院へ行く必要がない症状でも救急車を利用する人が増加しています。救急要請が重なることで市内の救急車が全て出動してしまうこともあり、本当に救急車が必要な方への救急車の到着が遅れてしまい、救える命が救えなくなる原因となります。119番通報する前に本当に救急車が必要か、もう一度お考えください。
このようなケースは救急車の適正利用ではありません!!自家用車やタクシーなどの交通機関で病院へ受診して下さい。
- 「今日は入院日だから」「診察の日だから」
- 「手足を擦りむいた」「手足を打撲した」
- 「救急車だと優先的に診てもらえるから」
- 「タクシーだとお金がかかるから」
しかし次のような症状なら迷わず救急車を要請してください!!
- 胸痛がある
- 息苦しい
- 呼びかけた時の反応がおかしい
- けがをして出血がひどい
- 吐血や下血がある
- けいれんがおさまらない
- 今まで経験したことがない突然の激しい頭痛 など
上記以外の場合でも、救急車が必要だと判断できる症状であればすぐに救急車を要請してください!!
救急車の適正利用について皆様のご理解とご協力よろしくお願いします。
医療機関受診判定「Q助」 総務省消防庁
該当する症状および症候を選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が表示されます。病院受診の判断に迷われる場合などにご使用ください。
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急な病気や怪我時の相談案内
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「医療情報ネット」は、厚生労働省が運営する医療機関・薬局の公的検索システムです。
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夜間・休日の急病等について
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更新日:2024年04月01日