林野火災防ぎょ訓練を実施しました
高島市消防本部と高島市消防団は、令和6年10月27日、高島市朽木柏 グリーンパーク想い出の森で、大規模な林野火災を想定し、消防本部・消防団あわせて約130名が参加して林野火災防ぎょ訓練を実施しました。
この訓練では、消防水利から火災現場までが遠いことを想定し、約1600メートルの距離を高島市消防団の消防ポンプ自動車、小型消防ポンプ積載車など計16台による長距離ホース延長を行いました。
また、倒木などで消防車両が通れないことや、現場までの道幅が狭いこともあるため、チェーンソーによる倒木の切断や、背負い式消火水のうを使用して徒歩で火災現場に接近しての放水も行うなど、林野火災での消火活動の難しさを再認識しました。
消防本部ではドローンによる上空偵察を行うことにより延焼範囲や消火の状況を確認して、効率的な消火活動ができるようサポートし、この訓練を通じてより一層の各隊の連携強化を図りました。
今年に入り、全国各地で大規模な山火事が発生しています。
令和7年4月には、大津市や甲賀市でも林野火災が発生しました。
火気を取り扱う際には、必ず消火の準備をお願いいたします。
また、屋外で火気を取り扱う際には、下記の内容に十分に気を付けてください。
- 強風時や乾燥時には、たき火・火入れ・野焼きを絶対にしない!
- 枯草等のある火災が起こりやすい場所では、たき火・野焼きを絶対にしない!
- たき火の場所を離れるときには、完全に消火する!
- タバコの吸がらを投げ捨てない!
- 火遊びは絶対にしない!
チェーンソーによる倒木の切断
背負い式消火水のうによる消火
小型消防ポンプによる中継送水

消防ポンプ自動車による中継送水
消防団員による消火活動

ドローンによる上空からの偵察
更新日:2025年06月05日