つけましたか?住宅用火災警報器

更新日:2024年02月28日

あなたの住宅にも、火災警報器の取り付けが義務付けられています

 「まさか!」の火事。火災警報器で助かる命があります。

 火事は決して他人事ではなく、どこの家庭にでも起こりうることです。

 万が一の時でも、火災警報器があればいち早く火災を知らせてくれます。

「設置義務です 住宅用火災警報器」の文字と火災警報器を指差している赤い服を着たしょうたくんのイラスト
「住警器設置で安全な暮らし」の文字と、椅子に腰を下ろしている年配の女性の隣に猫が座っており、天井に設置された火災警報器が作動しているイラスト

どこに取り付けたらいいの?

警報器設置説明のイラスト( 一階部分):居間(推奨)煙式、台所(推奨)煙式または熱式、(二階部分):子供部屋(義務)煙式、階段(義務)煙式、寝室(義務)煙式
  •  寝室 : 普段寝室として使用している部屋に設置義務があります。(子供部屋なども含みます)
  •  階段 : 2階以上に寝室がある場合には、設置義務があります。

(注意) 台所、居間 : 設置義務はありませんが、取り付けをおすすめします。

取り付け方は?

 住宅用火災警報器は、天井や壁に取り付けますが、特別な資格は必要なく、自分で付属のネジやフックなどで取り付けることができます。(ただし配線工事が必要な場合は、電気工事士による工事が必要です。)

 取り付ける時は、必ず取扱説明書を確認してください。

取り付け方の説明のイラスト(壁やはりから60センチメートル以上離して設置)
取り付け方の説明のイラスト(天井から15~50センチメートル以内 天井から15センチメートル以上50センチメートル以内に設置)
取り付け方の説明のイラスト(換気扇やエアコンなどの吹き出し口から1.5メートル以上離して設置)

効果はあるの?

事例1

 寝たばこにより火災が発生し、警報器が煙を感知しました。警報音で本人が目を覚まし、布団に水をかけて消火したので大事に至りませんでした。

事例2

 深夜、2階の寝室で寝ていたところ、階段の住宅用火災警報器が鳴ったため目が覚め、1階の居間のコタツ付近が燃えているのを発見し、消火器で消火したため大事に至りませんでした。

事例3

 てんぷら油を加熱したまま、その場を離れたため、鍋から煙が上がり警報器がその煙を感知し、警報音に気づいた居住者が初期消火と119番通報し大事に至りませんでした。

「調理中は離れない!」の文字と、てんぷら鍋から炎と煙があがり警報機が作動し、驚いて尻もちをついている女性のイラスト

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