高島市良知館

更新日:2025年10月01日

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高島市良知館

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休憩所

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駐車場

 平成15年度に、国の史跡「藤樹書院跡」へ訪れた方の案内所兼休憩所として良知館を整備しました。
 地元ガイドのわかりやすい案内により、日本陽明学の祖、中江藤樹の教えに気軽にふれられる場所です。

  • 開館時間:9時00分から16時30分まで
  • 休館日:なし(年中無休)
  • 電話・ファックス:0740-32-4156

場所

高島市安曇川町上小川211番地

アクセス

電車をご利用の場合:JR湖西線「安曇川駅」より徒歩25分

バスをご利用の場合(平日のみ):高島市コミュニティバス船木線「藤樹書院前」下車

徒歩すぐ

駐車場:無料

バス時刻表(運賃:大人220円・小人:110円)

 詳しい地図は下記リンクをクリックしてください。

中江藤樹先生の肖像画

近江聖人・日本陽明学の祖

 中江藤樹は、関ヶ原の合戦の8年後の慶長13年(1608年)に生まれました。父母は農民でしたが、9歳の時に米子藩に仕える祖父の養子となって故郷を離れ、藩主の転封に従って四国大洲に移った11歳の時、学問の道に進む志を立てました。

 勉学に励んだ藤樹は、同輩にも教えましたが、27歳の時、郷里で独り寂しく暮らしている母を思い脱藩し、帰郷しました。その藤樹を慕って、多くの者が続々と教えを受けに小川村を訪れたのは、藤樹が人を惹きつける魅力に溢れた人物であったからでしょう。

 母に孝養を尽くしながら勉学に励んだ藤樹は、門弟を同士と呼んで共に学び、村人に分け隔てなく接して人の道を説きましたが、慶安元年(1648年)、41歳の若さで生涯を終えました。

 藤樹は、わが国で最初に聖人と呼ばれた人で、王陽明の思想に共感し、自らの学問を築いたことによって、日本陽明学の祖とされています。

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

〒520-1224
滋賀県高島市安曇川町上小川69
電話:0740-32-0330
ファックス:0740-32-0330
中江藤樹・たかしまミュージアムへのお問い合わせ