令和6年度実施高島市協働提案事業『「たかしまの里山・地域資源発掘プロジェクト」~木を活用した事業で人と里山をつなぐ~』
ここでは、令和6年度実施の協働提案事業『「たかしまの里山・地域資源発掘プロジェクト」~木を活用した事業で人と里山をつなぐ~』を紹介します。
市民提案型事業 ≪新規≫
『「たかしまの里山・地域資源発掘プロジェクト」~木を活用した事業で人と里山をつなぐ~』
・ 活動主体
【市民団体】 森の実験室
【担当課】 森林水産課
現状・課題
【現状】
多くの里山に囲まれた高島市では、古くから暮らしの中に木を取り入れ、有効活用することで、豊かな自然が維持されてきました。しかし、昨今の化石燃料の輸入に伴い、木の需要は大幅に減少し、人が山や森にかかわる機会も減少しました。それにより、放置された雑木林の枯死や獣による農作物への被害が拡大している状況にあります。
【課題】
・里山の豊かな地域資源が十分に認知されておらず、有効活用されていない
・里山所有者の代替わりに伴い、里山の保有状況が把握できていない
・里山の未着手による荒廃、放置林の発生
事業目的
高島市の地域資源である木を有効活用し、里山の保全につなげるとともに、木と関わる機会が少ない世代への木育活動の実施を行います。
事業内容
〇森に入るため、里山への関わりや木という資源を有効活用するための市民向けの講座の開催
・チェーンソーの使い方を学び木を伐る講座
・伐った木が製材所で製材される工程の講座
・伐った木を使って家具の製造を行う講座
・木を植えて育て里山を循環させる講座
〇木と人をつなげる催事の開催
事業に関するQ&A
質問1.どんな取り組み?
高島の里山に関わりたいと思っている方へのきっかけづくりを行うとともに、木と関わる機会が少ない世代への木育活動を推進します。
質問2.期待できる効果は?
木という地域資源の掘り起こしを行うことで、木にかかわる事業者だけでなく、放置林の問題を抱える地主をはじめ、災害を不安視する市民にも有益な働きをもたらせられると考えます。
更新日:2024年07月17日