開放型病床について

 地域の診療所（かかりつけ医）との連携によって、かかりつけ医の医師からの紹介患者様が入院治療を必要とする場合に、当院の病床の一部を開放し、当院主治医と共同して医療を提供するために設けた病床をいいます。
 退院後、患者様は引き続きかかりつけ医の医師のもとで治療を受けることができ、かかりつけ医の医師と当院の医師が情報を共有することにより、入院中から退院まで一貫した医療の提供を受けることができます。

 高島市民病院では開放型病床共同利用に関する契約を、高島市医師会および高島市歯科医師会と締結しており、多くの診療所の先生に開放型病床共同利用医として登録いただいております。

• かかりつけ医の医師が当院に入院となった患者様を訪床し、当院の医師と連携しながら診療および療養指導を行っていただけます。
• 入院中の日々の治療と看護は、当院の医師と看護師が行います。
• 当院および地域の医療資源を有効にご活用いただけます。

 開放型病床についての共同利用申し込みやお問い合わせにつきましては、地域医療連携室までご連絡ください。

• 開放型病床共同利用にあたり、あらかじめ同意をいただきます。また当院にご入院中にかかりつけ医の医師が当院に来院し、当院医師と共同で診療した場合は、「開放型病院共同指導料」もしくは「退院時共同指導料」を当院およびかかりつけ医の双方で算定いたします。
• 開放型病床についてのご質問・ご相談は、かかりつけ医もしくは高島市民病院地域医療連携室までお尋ねください。

 当院で入院対応できない診療科（眼科、精神科など）は対象外です。また患者様の状態等によっては開放型病床共同利用の対象とならない場合があります。

高島市民病院 地域医療連携室 開放型病床担当 電話：0740-36-8078（直通）