消防指令センターの紹介
平成8年に整備された旧施設は老朽化に伴い最新式へと更新し平成27年3月11日から運用を開始しました。また、平成26年に整備済みの消防デジタル無線と互いに連携することにより、迅速で正確な運用を行い24時間休むことなく市民の安全・安心を守ります。
消防指令センターとは
- 119番の受付内容から適切な車両または部隊を編成し出動させます。
- 出動後は支援情報を発信し、活動の支援を行います。
- 車両の位置情報や災害情報等を収集し部隊管理を行います。
- 活動終了後は、活動情報を記録し保存管理を行います。
このように119番入電から災害活動終了後の記録まで、指令管制業務を一連の流れで効率よく処理する施設です。
出動のしくみ 119番通報から出動まで
119番受付から災害活動終了までの流れ
119番通報の受付を行います。
- 場所の特定を行います。
- 通報内容から火災、救急等の災害種別を決定します。
- 119番受信中にも出動予告の指令を消防署所に流します。
車両運用管理装置により、場所と災害種別から適切な車両を自動で選択し、部隊を編成します。
- 該当する消防署所に対し、出動指令を出します。
- 災害地点の地図、災害内容、水利状況や気象情報等の支援情報を「指令書」として出力し、併せて車載端末装置にも送信します。
出動車両の位置情報、活動情報や災害情報が指令センターに無線送信され、効率的な部隊運用を行います。
防火対象物や災害に応じた情報を、指令センターのディスプレイに表示させ、各隊へ無線で情報発信し活動支援を行います。
- 災害活動終了後、サーバーに災害事案の情報を入力し管理、保存されます。
- 保存されたデータは報告書の作成、統計作成等に活用します。
待機状態で休むことなく稼働し続けます。
更新日:2023年03月31日