水難事故に備えて連携訓練を実施
令和6年7月に湖や川などでの水の事故に備え、水難救助隊員19名と南部消防署の消防隊員が高島市安曇川町地先の琵琶湖で水難救助連携訓練を行いました。
今回の訓練は、ボートの転覆により3名の要救助者がいるという想定で行いました。
訓練では、現場に先着した消防隊員が素早く情報収集を行い、出動途上の水難救助隊と情報を共有し活動方針を決定。水難救助隊が現場到着し、溺れている2名の要救助者を迅速に救助しました。さらに水に沈み行方不明となっているもう1名の要救助者を救出するため、目印を設定し潜水による救助活動を行いました。
今年は強風によるカヌーやカヤックの漂流、また川で人が流されるといった6件の水難事故に出動しています。
スタンドアップパドルボード(SUP)やカヌーなどは風の影響を受けやすいため、事前に気象情報を確認し沖へ流されないようにご注意ください。
夏季には遊泳等で琵琶湖や川に入る機会が増えますので、身近な場所と油断せずに十分ご注意ください。
水難救助隊員が救出に向かう様子
要救助者の位置を確認する様子
情報を集め活動の計画を立てる様子
琵琶湖上で活動する水難救助隊員の様子
更新日:2024年08月09日