山岳救助訓練を実施しました!
山岳救助訓練を実施しました!
令和6年5月15日、24日に高島市北部消防署では山岳救助事故発生時に安全、確実かつ迅速な救助活動を実施することを目的に、箱館山にて特別救助隊による山岳救助訓練を実施しました。
要救助者を救助隊員が背負い、救出活動している様子
バスケット担架に要救助者を収容し崖を引き揚げている様子
ロープを斜めに張り、要救助者を下方へ降ろしている様子
山間部での事故は年間何件発生しているか知っていますか?
高島市内の年間救助出動件数は約37件で、そのうち、山岳救助件数は年間約5件です。(過去5年の平均)
山岳遭難防止のポイント
・無理のない計画
経験・体力・技術などを考慮した、無理のない登山計画を立てましょう
・単独登山はできるだけ避ける
単独登山による遭難は、疲労や怪我で行動できなくなった場合に助けを呼ぶことができないなど、状況によっては生命の危険が生じる大きなリスクがあります。
・装備品・携行品の充実を
夏山でも着替え(防寒具)や雨具など適切な装備品を準備しましょう。
また、山ではどんなアクシデントが起こるかわかりません。慣れた山や日帰り登山であっても、予期せぬ事態に備えて、照明具や非常食、携帯電話、モバイルバッテリーなどを携行しましょう。
・非常時のために登山計画書の提出を
登山計画書を提出することで、有事の際、捜索や救助活動での早期発見や対応に役立ちます。
まとめ!!
高島市は面積の70%以上が山岳地帯となっています。
登山やハイキングを実施される際は、天候や自身の体調を十分に考慮し、行ってください。
今後も高島市消防本部は皆様の生命・身体・財産を守るため救助技術の向上に努めてまいります。
更新日:2024年06月20日