陽明園(ようめいえん)

更新日:2023年04月03日

丸い形をした入り口と、巨大な龍瓦が乗っている陽明園入り口を右側から写した写真
池の周囲に奇岩怪石が無数に並んでいる庭園の写真
手前に王陽明の像が建ち、丸い形をした入り口と、巨大な龍瓦が乗っている陽明園入り口を左側から写した写真
  • 場所:高島市安曇川町
  • 交通アクセス: JR湖西線「安曇川駅」下車
    コミュニティバス(江若交通)
    船木線「藤樹記念館前」下車
    徒歩すぐ

 陽明園は、昭和61年(1986年)の夏から間断なくつづいている、王陽明(1472年-1528年)先生の生地である中国浙江省余姚市と、日本陽明学の祖・中江藤樹(1608年-1648年)先生の生地である旧安曇川町との友好交流を記念して建設した中国式庭園です。
 この陽明園の設計にさいしては、上海の豫園、蘇州の拙政園や留園、杭州西湖の小瀛州など、中国における代表的な庭園を参考にしました。陽明門に取り付けている三つの篇額の題字は、すべて余姚市文聯名誉主席・胡丁氏の揮ごうにかかるものです。なお、「太湖石」と呼ばれる池の周囲などに配した奇怪な形をした岩石や塀の龍瓦などをはじめ、陽明園に用いられている建築材料のほとんどは、中国から輸入したものばかりです。

 なお、庭園内に設置されていた「陽明亭」は老朽化により、平成30年に解体されており、現在見ることはできません。

問い合わせ先

 近江聖人中江藤樹記念館
 電話 0740-32-0330

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