鴨稲荷山古墳(かもいなりやま こふん)
場所:JR安曇川駅から徒歩約20分、タクシー利用の場合は約5分
JR安曇川駅から南へ約2キロメートルの天皇橋の南にある鴨稲荷山古墳は、湖西地方では平野部に立地する唯一の前方後円墳です。現在、前方部の墳丘はありませんが、周辺の地形などから全長45メートルほどであったと考えられます。
明治35(1902)年に発見され、巨大な家形石棺や朝鮮半島(伽耶国)の影響を受けた純金製の耳飾りなどの副葬品が出土したことから、半島との交流が盛んだったことを裏付けています。古墳時代後期の三尾(みお)族長の墓といわれています。
問い合わせ先
高島歴史民俗資料館
電話 0740-36-1553
更新日:2023年03月31日