鴨稲荷山古墳(かもいなりやま こふん)

更新日:2024年07月02日

鴨稲荷山古墳と書かれた石碑と茶色い外壁で大きな窓がある建物が写っている写真

鴨稲荷山古墳

 鴨稲荷山古墳はJR安曇川駅から南へ約2キロメートルの天皇橋の南に位置し、湖西地方では平野部に立地する唯一の前方後円墳です。現在、前方部の墳丘はありませんが、周辺の地形などから全長45メートルほどであったと考えられます。

 明治35(1902)年に発見され、巨大な家形石棺や朝鮮半島(伽耶国)の影響を受けた純金製の耳飾りなどの副葬品が出土したことから、半島との交流が盛んだったことを裏付けています。古墳時代後期の三尾(みお)族長の墓といわれています。

アクセス

JR湖西線「安曇川駅」下車、徒歩約20分(タクシー利用の場合は約5分)

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