鴨稲荷山古墳(かもいなりやま こふん)

鴨稲荷山古墳
鴨稲荷山古墳はJR安曇川駅から南へ約2キロメートルの天皇橋の南に位置し、湖西地方では平野部に立地する唯一の前方後円墳です。現在、前方部の墳丘はありませんが、周辺の地形などから全長45メートルほどであったと考えられます。
明治35(1902)年に発見され、巨大な家形石棺や朝鮮半島(伽耶国)の影響を受けた純金製の耳飾りなどの副葬品が出土したことから、半島との交流が盛んだったことを裏付けています。古墳時代後期の三尾(みお)族長の墓といわれています。
アクセス
JR湖西線「安曇川駅」下車、徒歩約20分(タクシー利用の場合は約5分)
更新日:2024年07月02日