川上祭

更新日:2023年03月31日

高さ約18メートルの大竹に赤・青・白の飾りをつけた大のぼりを持っている人々や祭りに集まっている人々の写真
  • 開催日:平成18年4月18日
  • 開催場所:高島市今津町平ケ崎馬場

 毎年、4月18日に行われる酒波の日置神社、北仰の津野神社両社の春祭りです。この両社は、川上庄の惣社として古くから信仰を集め、現在も祭礼には旧今津町北部と旧マキノ町の一部をしめる旧川上庄域の氏子が参加します。祭りの始まりは、平安時代の長暦3年(1042)4月3日にさかのぼり、古くは数日にわたって能楽や競馬などが行われていたといわれています。明治時代以降、改正を経て現在の形式になったといわれていますが、高さ約18メートルの大竹に赤・青・白の飾りをつけた大のぼりや、小学生の男の子が鉦や太鼓を打ち鳴らす踊り子など、さまざまな古式を現在にまでよく伝える有数の祭りとして知られています。氏子は、北組(マキノ町大沼・北深清水・南深清水・桂・北仰)、西組(酒波・三谷・伊井・平ケ崎・構)、南組(岸脇・梅原・中ノ町・井ノ口)という3つの組にわかれて、年毎に交替で、神輿・のぼり・踊り子を担当することになっています。当日は、それぞれの地区や神社で出立ちの行事をすませたあと、午後1時ごろ平ケ崎の馬場と呼ばれる祭礼場に、踊り子・大のぼり・小のぼり(サンヤレ)・神輿が集まり、ぞれぞれの巡行や流鏑馬などが行われます。

アクセス

 JR近江今津駅から湖国バス総合運動公園線「平ケ崎」

 下車徒歩3分

この記事に関するお問い合わせ先

〒520-1592
高島市新旭町北畑565
電話:0740-25-8559
ファックス:0740-25-8145
文化財課へのお問い合わせ