STOP! 子ども虐待!! ~速やかな通告と温かな見守り~
1.子どもへの虐待は、子どもの心身、発達に深刻な影響を与えます。
子どもへの虐待は、医療・保健・心理・福祉・教育機関の専門家だけでなく、私たち誰もが子どもの異変に気づくことが大切です。
虐待に気づいた「あなたの通報と温かな見守りが子どもの生命を救います」。
お知らせいただいた方のプライバシーは守ります。また、その通報が誤りであっても、あなたが責められることはありません。
家族、地域、行政機関、専門機関のそれぞれができることから力を合わせて子どもへの虐待を防いでいきましょう。
2.子どもへの虐待とは?
身体的虐待
たたいたり、けったりすること。床や壁にたたきつけること。熱湯につけたり、かけたりすること。タバコをおしつけること。など
性的虐待
子どもにわいせつなことをすること。ポルノを見せること。など
心理的虐待
きょうだいで差をつけること。「産まなければよかった」と言うこと。子どもを無視すること。子どもの前で夫婦げんかが絶えないこと。など
ネグレクト(放任・無視・無関心)
食事をあたえないこと。服などを洗たくしないこと。風呂に入れないこと。病気でも病院に連れて行かないこと。教育を受けさせないこと。自宅や車に放っておくこと。など
3.これを読まれたあなたにできること
通告(通報)すること
「児童虐待の防止等に関する法律」では、虐待の疑いがある場合でも通告(通報)する義務が課せられています。
通告(通報)しておけばよかったと後悔するよりも、ささいなこともお知らせください。
通告先は、市こども家庭センター(電話:0740-25-8517)、滋賀県大津・高島子ども家庭相談センター(電話:077-548-7768)です。
個人として声をかけること・見守ること
虐待は、世代間連鎖(育てられたように育てること)があるといわれています。しかし、虐待を受けていたからといって、必ず虐待してしまうとは限りません。
連鎖しなかった事例では、虐待を受けていた期間や虐待の後遺症で苦しんでいるとき、近所の人、学校や園の先生など身近な人に自分を理解し、存在を認めてくれた第三者が周囲にいたことが分かっています。
子どもにとって、興味本位や仕事だからという理由でかかわるのではなく、本当に気にしてもらえているという実感は、虐待をエスカレートすることを防ぎ、また世代間連鎖を絶つエネルギーになります。
積極的につなぐこと
「表沙汰にしたくない」「かかわりたくないから放っておこう」という気持ちは理解できないこともありません。
育児に不安を抱える人がいれば、まず「心配なんだけど、大丈夫?」「何か元気がないように見えるけど、大丈夫?」と声をかけてください。
相談にのるときは、自分の考えや意見を言う必要はありません。むしろ「言われたことができない私」と感じさせてしまい、ますます苦しめてしまうことになりかねません。
そして、(できれば付き添って)子ども家庭相談課や保健センターを頼ってください。
気になる・気になったあなたが、動き・つないでいくことで、事態は動きネットワークは動きます。
事実と推測を分けること
事実と推測が混じった通報は、対応を遅らせてしまうことがあります。
例えば「いつも怒鳴り声がする」という報告よりも「○月○日の○時ごろから○時ごろまで怒鳴り声がした」と知らせてください。
このような情報は、その子どもや家族にどのような支援を日常的に行えるかの材料になります。
「もしや虐待では…?」と疑ったら、連絡を!

- こども家庭センター
電話 0740(25)8517 - 児童相談所 虐待対応ダイヤル
電話 「189」(いちはやく)
(無料・24時間対応)
子どもへの虐待を防止するために。
知ってください、オレンジリボンを…。
ストップ!!子ども虐待
「地域で子どもを守るために、私にできることからはじめましょう」をテーマに、子ども虐待が起こってしまう理由や、社会的な背景、虐待のサインや相談先を一冊の冊子にまとめましたので、ぜひ一度ご覧ください。
(下記ダウンロードファイルよりご覧いただけます。)
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更新日:2024年04月12日