高島市環境センターで保管していたばいじん等 大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックスセンター)への搬出完了
高島市環境センターで保管していたばいじん等の大阪湾広域臨海環境整備センター(フェニックスセンター)への搬出完了について
市民の皆様はもとよりとりわけ環境センター所在の地域の皆様には、これまでおおよそ1年間の長きにわたり大変なご迷惑とご心配をお掛けしてきたところでありますが、お陰さまでようやくこれまで保管してまいりましたばいじんや不燃物の搬出作業が、5月15日に完了いたしました。
昨年の4月以降、搬出を停止しておりましたばいじんや不燃物につきましては、大阪湾フェニックスセンターから、去る3月30日付で搬入停止措置の解除決定をいただき、そして兵庫県や神戸市、尼崎市などの関係機関のご理解の上で4月8日から順次搬出作業を行ってまいりました。
そして5月15日、これまで環境センター内に保管してきました約1,000トンを超えるばいじんおよび不燃物の搬出を完了いたしましたことをご報告申し上げます。
環境センターにおけますダイオキシン類超過問題は、この搬出作業完了をもちまして、ひとつの区切りとはなりますものの、もちろんこれで全ての問題が解決した訳ではなく、これまで講じて参りました、組織体制や、技術面等の管理運営面の対策をしっかり継続するとともに、失われました信頼の回復に向け、より一層努力しなければならないと考えているところであります。
また、市民の皆様には、問題発覚以降、生ごみ減量をはじめその他のごみ減量にも多大なご協力をいただき、あらためまして心より感謝申し上げます。
皆様には、引き続きごみ減量に対するご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、市といたしましても、この問題を契機として、市民の皆様の暮らしをお支えします身近なごみ処理行政の将来の在り方を、原点に戻り、そして直ちに検討して参りたいと考えております。
平成27年5月15日
高島市長 福井正明
更新日:2023年03月31日