高島市環境センターダイオキシン類超過問題にかかるばいじんの受け入れ再開について
高島市環境センターダイオキシン類超過問題にかかるばいじんの受け入れ再開について
当市の環境センターから排出した廃棄物(ばいじん)のダイオキシン類濃度の基準値超過問題で、本日3月27日、大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)から、3月30日付けで現在の搬入停止措置を解除する予定であるとのご連絡をいただきました。
この件につきましては、昨年4月の問題発覚後、市民の皆様には日常生活をお支えする最も基幹的なゴミ処理行政分野であることから、大変なご心配やご迷惑をお掛けするとともに、市が平成19年からの長きにわたり繰り返してきた行為により、環境センターが立地する地域の皆様はもとより、近畿2府4県の関係団体と住民の皆様の信頼を根底から失墜する結果となり、改めてお詫び申し上げます。
問題発覚後、これは私自身に与えられた試練と受け止め、私の責任において全面解決するべく、市をあげて全力で取り組んできたところです。
こうした取り組みの中で、昨年11月にはダイオキシン類超過の原因でもありました施設の改修工事を終え、改修後の安定した稼働の検証を進めると同時に、職員のコンプライアンス意識の向上や環境センターを適正に管理運営するための組織整備にも努め、今回大阪湾フェニックスセンターへのばいじん等搬入停止の解除に至りました。
これを受けまして、市では環境センター施設内に保管しておりますばいじん等について、準備を整えた上で4月以降に搬出作業を行って参ります。市民の皆様、とりわけ環境センター周辺地域の皆様には、長きにわたりまして、ご心配やご迷惑をおかけして参りましたことを、重ねてお詫び申し上げます。
一方で、今回の大阪湾フェニックスセンターのご判断により、問題が全て解決した訳ではありません。
これからが失われた信頼回復に向けた正念場と受け止め、市職員一丸となって精一杯取り組んで参りたいと考えております。
平成27年3月27日
高島市長 福井正明
更新日:2023年03月31日