高島の『百選』
日本の棚田百選「畑の棚田」(高島)

谷の傾斜に逆らわず階段状に作られた棚田。
棚田は生態系の維持に大きな役割を果たし、景観的にも"日本の原風景"と高く評価されています。農林水産省が全国の134地区の1つとして『日本の棚田百選』に指定しました。滋賀県内で唯一の指定となったこの棚田は畑地区内の15.4ヘクタールに広がる359枚で、維持・保全への取り組みとともに農村風景としての美しさが高く評価されたものです。
交通
JR湖西線近江高島駅から畑行きバス畑下車、徒歩約1分
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
日本の滝百選「八ッ淵の滝」(高島)

その名の通り8つの淵が連なり、『日本の滝百選』にも選ばれている名瀑。それぞれ違った表情を持つ滝と、それを取り囲むようにして山ツツジやシャクナゲ、イワカガミなどの樹木が生い茂っています。ガリバー青少年旅行村から500メートルの所に滝の登り口があり、ここから大摺鉢までの約1キロメートルのハイキングコースには、野鳥や植物の観測ができるフィールドが広がっています。
(注意)魚止の淵方面のコースと大摺鉢より上流のコースは、急坂・滑りやすい岩場・鎖場があり危険です。十分な装備と自覚ある行動をお願いします。
交通
JR湖西線近江高島駅から畑行バス鹿ヶ瀬道下車、徒歩約1時間半
(注意)駐車場はガリバー青少年旅行村駐車場横の登山者専用駐車場をご利用ください。
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
新・日本街路樹百選「メタセコイア並木」(マキノ)
読売新聞社の『新・日本の街路樹百景』に選定されたメタセコイア並木。
マキノピックランドからマキノ高原へ続く道路沿いに延長2.4キロにわたって、約500本のメタセコイアが植えられています。春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と美しい円錐形のメタセコイア並木とまっすぐに延びる道路が造り出す対称形の整った景観は、遠景となる野坂山地の山々とも調和し、訪れる人々を魅了しています。
交通
JR湖西線マキノ駅からマキノタウンバス マキノ高原線 マキノピックランド下車すぐ
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
日本の渚百選「萩の浜水泳場」(高島)
平成8年に国土交通省から『日本の渚百選』に選定された萩の浜。
透明度の高い琵琶湖をやさしく見守るように広がる萩の浜は、春はおだやか、夏はキャンプ場としてにぎやかに、秋や冬はひっそりと静かに、人や鳥たちの憩いの場になっています。(注意)現在は、水泳場としての営業は行っておりません。
交通
JR湖西線近江高島駅から徒歩約20分
日本のさくら名所百選「海津大崎の桜」(マキノ)

延長4キロメートルにわたって約600本のソメイヨシノが咲き誇り、美しい桜のトンネルをつくります。琵琶湖の青と東山連邦の緑の間をピンクの花びらが帯状に延びる景観は、奥琵琶湖に春の訪れを告げる代表的な風物詩です。平成2年(1990)、財団法人日本さくらの会から『日本のさくら名所100選』に選ばれました。樹齢60年を越えた地域の誇りともいうべき桜並木を後世に引き継ごうと、平成9年「美しいマキノ・桜守の会」が発足し、桜の保全作業を実施しています。
交通
JR湖西線マキノ駅からマキノタウンバス 海津大崎口下車、桜並木口まで徒歩10分
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
日本の白浜青松百選「湖西の松林」(マキノ~今津)

北はマキノサニービーチ高木浜から、南は今津町浜分の今津浜に至る延長約8キロメートルの琵琶湖岸には2千本を超える黒松が並木となって林立し、ゆるやかな曲線を描きながら延々と続く砂浜と相まって、白砂青松の美しい湖岸景観を形づくっています。この松林は、人家や田畑の防風林として、あるいは魚類の浜辺への寄り付きが、強い風波により妨げられるのを防止するための魚付き林として、明治末期より地元の人々の手によって植林、保護されてきたもので、人々の生活と密着しながら、厳しい環境の中で育み、慈しまれてきたものです。
昭和62年 (1987)1月『21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選』に選定されました。
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
水の郷百選「高島市マキノ町」(マキノ)
マキノ町では、古くから自然との共生の中で生まれた生活様式や気風といった水の郷文化の理念に沿ったまちづくり活動が展開され、地域の自治意識や連帯感が根付いたまちづくり活動が活発に行われてきました。地域固有の水をめぐる歴史や生活文化を維持・発展させるとともに水環境の保全や水を活かしたまちづくりに優れた成果をあげている地域として国土交通省が選定する『水の郷百選』に選ばれました。
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
日本の紅葉百選「生杉のブナ原生林」(朽木)
ブナの木は、その山の豊かさのバロメーターでもあるといいます。太古の姿そのままに、四季折々の自然美に彩られる人跡未踏に近いこのブナ林は、京都との境にある三国岳の中腹に広がりを見せ、大自然のおりなす神秘的な魅力を存分に堪能させてくれます。
ブナ林の新緑と紅葉が素晴らしく、特に紅葉は『日本紅葉百選』に選ばれています。
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
日本の花百名山「赤坂山」(マキノ)
赤坂山は琵琶湖の西北端のマキノ町の滋賀・福井県境に位置する標高823.8メートルの秀麗な山です。
北に連接する三国山から東の乗鞍岳へ、また南の大谷山から三重岳へと連なる標高700~900メートルの稜線は分水嶺の山々で、周辺では四季折々に美しい自然を見ることができます。遊歩道も整備され、美しい草花が楽しめ、多くの登山者に親しまれています。
山と渓谷社発刊の「花の百名山登山ガイド」、「関西百名山」に指定されています。
問い合わせ
- NPO法人高島トレイルクラブ 0740(20)7450
- (公社)びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
快水浴場百選「マキノサニービーチ」(マキノ)

平成18年の環境省選定の『快水浴場百選』において、湖の部「特選」に選定されたマキノサニービーチ。
水浴場周辺は、地元住民などにより定期的な清掃が行われていて、「清らかな水辺」(環境への配慮・取り組み)の事項では最高の評価を得ました。
日本の白砂青松百選にも選ばれた美しい砂浜からは、琵琶湖八景に数えられる竹生島と海津大崎の二大景勝地を望むことができます。浜辺は、遠浅で、家族連れでも安心して水浴を楽しめ、オートキャンプ場等のアウトドア施設も整備されています。
問い合わせ
- マキノサニービーチ
- 高木浜 0740(28)1206
- 知内浜 0740(27)0325
- 公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選「やな」(安曇川)
簀(す)を扇形に設置し、遡上してきた鮎を川岸に追い込んで捕らえる伝統的な漁法です。
平成18年、水産庁により「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定されました。
問い合わせ
北船木漁業協同組合 0740(34)0005
平成の名水百選「針江生水の郷」(新旭)

針江地区を流れる伏流水が湧出しているものであり、川端(かばた)とよばれる仕組みを用いて暮らしに利用され、この地域独特の川と生活が密着した美しい風景を作り出している。まず、各家庭の元池(もといけ)から湧き出した生水(しょうず)が壺池(つぼいけ)に入り、その水は料理、野菜洗い、洗顔に使われた後、端池(はたいけ)に流れこみ、そこではたくさんの鯉を飼い、鯉が料理の残飯などを食べて水が浄化された後は家の前の小川に入り、やがて琵琶湖に流れて行くという仕組みである。
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
ため池百選「淡海湖」(今津)

淡海湖は、麓の灌漑用水(かんがいようすい)確保のために、大正時代に15年もの歳月をかけて完成した人造湖です。標高450メートルの山中にあり、湖面12ヘクタール、貯水量132万トンで、渓谷に造った堰堤から1.2キロメートルのトンネルを通り、ふもとの農地を潤しています。春にはシャクナゲやツツジが、夏には新緑が、秋には紅葉が鮮やかな景色を作り出します。
平成22年 (2010)3月に、美しい景観や伝統がある全国のため池を顕彰する農林水産省の「ため池百選」に選定されました。
交通
JR近江今津駅から車で約30分、家族旅行村ビラデスト今津から徒歩約20分
問い合わせ
公益社団法人 びわ湖高島観光協会 0740(33)7101
更新日:2023年03月31日