近江今津駅周辺の市有地利活用 サウンディング型市場調査の結果について

  本市では、近江今津駅から徒歩圏内に市有地（約3.5ヘクタール）を保有しており、駅周辺地域の活性化には市有地の有効活用、とりわけ民間事業者などによる地域活性化に資する有効活用が重要であると考えています。
  このたび、土地活用の手法を模索するために、サウンディング型市場調査を実施しましたので、その結果を報告します。

対話結果
1.参加事業者 2グループ
2.対話（提案の内容）
事業者（グループ）A
 道の駅や複合商業施設
  注釈  提案事業者が自ら設置者となるのではなく、複合施設の中の一者として参画したい意向
事業者（グループ）B
「アート」と「スポーツ」を軸に据えた施設（美術館、アリーナ、ホテル、ショップなど）
  注釈  施設設置に要する初期投資の資金調達手法や、施設の運営者は未検討

まとめ
  今年度のサウンディングでは、市有地の利活用について、いずれも提案事業者が単独で設置運営したいとの意向ではなく、現段階において判断できる提案内容ではありませんでした。
  なお、本調査は「観光客をターゲットに近江今津駅周辺地域の活性化に資する土地の利活用」という条件で実施したため提案が低調だった可能性も否定できず、条件を緩和して土地単体で利活用策を募るサウンディングを検討することも一案であります。
  いずれにしましても、近江今津駅周辺地域の活性化に向けて当該地を含めた形で構想を検討していくことの重要性を認識し、当該地の利活用について引き続き検討を進めます。