腸管出血性大腸菌感染症の防止について
気温が高い夏季は、腸管出血性大腸菌感染症に感染しやすい時期です。
腸管出血性大腸菌感染症とは、大腸の感染症の一種です。病原性大腸菌のうち、ベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすもののことをいいます。
滋賀県では、発生の予防や拡大防止を図るため、下記の発令基準に達した場合において、腸管出血性大腸菌感染症多発警報が発令されます。
警報発令基準について
警報発令基準は、月曜日から日曜日の7日間を1週間として、以下の3つの条件のいずれかに該当する場合に発令します。(ただし、同居家族内に複数名の患者等が発生した場合は1名として計上します。)
(1)県下全域において3週間連続して2名以上患者等が発生した場合
(2)県下全域において1週間に3人以上患者等が発生した場合
(3)その他、重症例の発生やその恐れがある等、特に緊急に注意喚起が必要な事態が生じた場合
次の点に注意して、腸管出血性大腸菌感染症を防止しましょう
1.食事の際は以下のことに注意してください。
・調理前には、石けんで十分に手を洗いましょう。
・食肉など加熱して食べる食品は、十分に加熱しましょう。(食品の中心温度を75℃、1分以上の加熱が必要です。)
・食肉などを生で食べることは、食中毒の危険があるので避けましょう。特に、子どもやお年寄りの方は、重症化の危険性が高くなります。
・焼き肉など調理しながら食べる場合は、生肉を扱う箸(はし)と食べる箸を別々にしましょう。
2.患者からの二次感染に注意してください。
・排泄のお世話などで、患者の便に触れた場合は、石けんと流水で手を十分に洗い、消毒しましょう。
・おむつ交換時の手洗い、幼児・児童に対する食前の手洗い指導の徹底、簡易プールの衛生管理にも注意を払いましょう。
3.気になる症状があるときには、早めに医療機関を受診しましょう。
・主な症状は、腹痛や下痢です(軟便の場合もあります)。病状が進行すると、血液の混じった下痢(血便)になったり、溶血性尿毒症症候群(HUS)という腎障害を引き起こす場合もあります。
4.相談先
その他、ご不明な点やご相談がありましたら、最寄りの保健所までお問合せください。
(高島保健所の電話番号:0740-22-2526)
更新日:2026年08月17日