歯と口の健康を保ちましょう

更新日:2023年04月21日

30代以降の8割以上が、歯周病にかかっているといわれています。

 歯を失う原因は、30歳代まではむし歯が多く、40歳代以降は歯周病が多くなります。歯周病は口腔内の汚れ(歯垢や歯石)が原因で、歯肉や歯を支えている組織が破壊されてしまう病気です。歯周病は口の中にとどまらず、全身に波及し「命をおびやかす病気」とまで言われています。自覚症状が少ないため、気づきにくいのが特徴です。

歯のケアのポイント

  • 自分に合った歯ブラシを選びましょう。ヘッドは小さめで、歯ぐきを傷めない柔らかめの毛のものを選びましょう。
  • 歯ブラシは鉛筆の持ち方で。力を入れすぎないように軽く持ちます。
  • 磨く順番を決めましょう。バラバラに磨くと、磨き残しの原因になります。
  • 寝る前は特に丁寧に!睡眠中はだ液の分泌が少なくなり、細菌が増えやすい環境になります。寝る前は時間をかけて丁寧に磨きましょう。
  • デンタルグッズを利用しましょう。歯ブラシで届きにくい部分は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を利用すると、磨き残しが減少します。
デンタルフロスのイラスト
ダブルフロス(糸ようじ)のイラスト
Y字フロスホルダー(糸ようじ)のイラスト
歯間ブラシのイラスト

年に一度は歯科受診しましょう!

むし歯や歯周病予防には毎日のケアが欠かせません。自分で行うセルフケアに加えて、歯科医師や歯科衛生士などの専門家からうけるプロフェッショナルケアでむし歯や歯周病を予防することが重要です。歯科医院へは「痛くなったら行く」よりも「健康を保つために行く」という考えで、歯と口の健康を保ちましょう。

  •  高島市では今年度40歳(昭和58年4月1日~昭和59年3月31日生まれ)・50歳(昭和48年4月1日~昭和48年3月31日生まれ)になられる方に、歯周病検診受診券(はがき等)をお送りしています。
  •  妊娠中の方を対象に妊婦歯科健康診査も実施しています。妊婦相談の際に受診券をお渡ししていますので、市内の歯科診療所にて受診をお願いします。

「歯の健康相談」をご利用ください

 歯科衛生士がお口の中をみながら、自分に合ったセルフケアの方法をアドバイスしています。自分の歯の磨き方のくせを知り、正しいブラッシング方法を身につけましょう。

  •  対象:高島市民の方
  •  方法:予約制となりますので、健康推進課までご連絡ください。
「歯と口の健康を守るために、定期的に歯科医院にかかりましょう!」の文字と、歯ブラシを持った「たかP」のイラスト

この記事に関するお問い合わせ先

〒520-1592
高島市新旭町北畑565
電話:0740-25-8078
ファックス:0740-25-5678
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