定例会見(令和7年7月28日)

更新日:2025年07月28日

日時:令和7年7月28日(月曜日) 午前11時00分~
場所:高島市役所新館3階会議室7
 

皆様改めまして、お疲れ様でございます。それでは少しお時間をいただきまして、7月の定例記者会見ということでご挨拶を述べさせていただきたいと思います。

令和7年6月補正予算について

令和7年6月議会が終わりまして、政策予算が議決されました。一般会計の予算規模が約328億円ということで、昨年度よりも多くなっております。合併特例債が令和6年度で終了となっておりまして、実質国の財源が約30億円、昨年度に比べて少なくなっているという状況の中での予算編成となっております。このため、昨年度より、予算の削減をしておりますが、それでもなおかつこの規模の予算ということは難しいという状況ですので、更なる予算削減が必要であるなど、大変厳しい財政状況だと認識しております。9月議会を踏まえまして、決算の取りまとめもしておりますが、おそらく経常収支比率が非常に高いということで、なかなか厳しい状況でありますが、やはり、高島市の魅力と可能性を生かして、積極的な政策も今後継続をしていく必要があると思っております。予算の削減と併せて新たな政策に予算をつけていくということも必要であると思っておりますので、これは令和8年度の当初予算編成に向けてしっかりと議論してまいりたいと考えております。その中で、特に国の地方創生の予算が増えていると言われますので、地方創生に関する予算を積極的に活用していきたいということでございます。

令和7年度政策予算が可決をされ、事業が動き出しているという状況で、その中でも大きな事業としましては、マキノ3小学校の統廃合と新たな小学校作りについてでございます。各小学校の生徒数であったりとか、地域の状況を踏まえまして、3小学校を統廃合し、マキノ中学校の場所に新たな小学校を建設していくという方向性でしっかり進めたいと思っておりますし、それにあたりましては、全国のモデルとなるようなマキノの自然環境、あるいは観光地であるといった条件と環境にマッチした魅力的な校舎作りを考えていきたいと思います。例えば市内産木材などを始めとした木を活用していくということを、地元の皆さんと協議してまいりたいと思っております。たちまち明日、開校準備協議会がございますので、そこに私が出席し、地元の皆様と意見交換をさせていただきたいと考えております。一方で課題もたくさんございます。先日環境センターで火災が発生しておりますし、イチゴ農園問題もございます。ゴミ処理施設の建設問題もまだまだこれからでございます。こういった課題は依然山積しておりますので、しっかりと課題に向き合って説明責任を果たしてまいりたいと考えてます。今後とも、皆様のご理解ご指導のほどよろしくお願いいたします。本日はありがとうございます。