定例会見（令和4年10月20日開催）

日時：令和4年10月20日（木曜日） 午後3時00分～
場所：高島市役所 新館3階会議室7 

 本来ですと異なる日に定例の会見を用意していたところでありますが、大阪北区にございます上田安子服飾専門学校との包括連携協定を本日結ぶ運びとなりましたので、それに合わせて記者会見を変更させていただいたので、ご容赦賜りたいと思います。

 私の方からこの機会に2点ご報告をさせていただきます。

 大阪に本学がございます、学校法人上田安子服飾専門学校の校長と、先ほど包括連携協定を締結させていただきました。若い感性でもって高島ちぢみの更なる再発見でありますとか、在りよう、また特性といったものを服飾の過程を経てデザインしていただきました。そして、それを国内にとどまらず、パリコレクションを含めた海外で広くアピールをしていただき、同時に高島市のPRもしていただくことによりまして、市の特産品であります繊維製品、織物製品の振興につなげていただくということで、大いに期待をさせていただいているところでもあります。
 その中で、教育機関の設置についてでありますが、田島校長からございましたように入学希望の生徒が年々増加傾向にあるということと、現在の学校のキャパを考えますと、私も昨年の10月に学校を訪問させていただき拝見いたしましたが、非常に狭隘な環境という印象がありました。学校の増設、増築が喫緊の課題とお聞きをしておりましたので、そういう流れの中で、これまで何度か話し合いをさせていただき、高島市に新たな教育機関を設置するという方向で協議を重ねているところでもあります。
 現時点では具体的にどの場所、どの施設ということは控えさせていただきますが、具体的な適地も視野に入れながらこれまでから協議を重ねているところでもあります。相手方が学校法人でありますので、理事会、役員会、あるいは評議委員会といった組織の中で同意、合意を得ていただかなければならず、今はそのタイミングではないということでありますので、そのあたりが整いましたら改めて具体的な公共施設の利活用も含めて発表させていただきたいと思いますし、高島にとりましても地場産業の今後の振興、あるいは若い方々が自然環境の優れた高島の地でクリエイティブな勉強をしていただくには絶好の機会、絶好の場所ではないかと考えてございますので、なんとしても合意にこぎつけられるよう精一杯協議を重ねていきたいと考えているところでもございます。

 環境センターの新たな施設整備については、記者発表をさせていただきました後に、直ちに隣接しております7つの区・自治会の役員の方々にお集まりをいただきまして、泰山寺の当該土地を候補地として選定させていただいた経緯、そして今後のスケジュールについてご説明をさせていただきました。その後、先週後半からそれぞれ7つの区・自治会個別の説明会に入らせていただいております。様々なご意見をいただきながら、市としてしっかりとご理解いただき進めさせていただきたいと考えているところであります。
 スケジュール的には、できれば12月までに建設検討委員会を複数回開催いただいて、年内にも答申をいただき、候補地との位置づけから予定地としての決定をさせていただければと考えているところでもございます。いずれにしても建設検討委員会で多様なご議論をいただいた上での判断ということになりますが、スケジュール的にはこのように考えているところであります。
 そして、令和11年度にはスケジュール通り施設の竣工、開始を目途に進めさせていただきたいと考えております。私としては、不退転の決意でもってこの事業を進めさせていただきたいという覚悟で臨んでおりますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。