令和6年4月1日付け人事異動に係る市長会見(令和6年3月22日開催)

更新日:2024年03月26日

市長冒頭あいさつ

ご苦労様でございます。本日は令和6年度の人事内示を行いましたので、その内容についてご説明させていただきます。

人事異動の方針について、まずは概要といたしましては後ほどまたお読みいただければと思いますが、令和6年度は高島市が平成17年1月1日に旧6町村が合併して20年の節目を迎える年であります。その中で人口減少でありますとか少子化、あるいは高齢化が進行していることに併せまして、近年は特に物価高騰の課題に晒されている、さらに先日、日銀からこれまでのマイナス金利の見直しを言及されるなど国内の社会あるいは経済情勢が変化をきたしている中で、市にとりましても令和6年度は合併した際の財政支援策である合併特例債の発行期限であることもあいまって、令和6年度の当初予算は過去最大規模の予算編成をして、議会に提案をさせていただいているところであります。

このように様々な内外の情勢を踏まえながら高島市が総合計画で示しております「住みたい・住み続けたいまちの実現」に向けまして令和6年度につきましても体制の強化と合わせまして生きがいを持った、あるいは年功序列に捉われない組織体制の充実・強化を目指した人事の内示を行ったところであります。

まずは異動規模でありますが、全体で360名程度になります。これは組織を異動するということでなく、昇任の人事も入れております。実質的な異動は277名で昨年度と比較すると一定数の減となってございます。

組織の体制でありますが、令和7年度に国スポ・障スポ大会が本県で開催されるということで、令和6年度はリハーサル大会の開催等々の体制充実が必要ですので、「スポーツ振興部」を設置をして体制の充実強化を図らせていただきます。

それから、高島市民病院はこれまで体制の充実強化と中核拠点病院としての機能強化を図るために、朽木診療所の統合や老人保健施設「陽光の里」の統合を実施してきたところであります。令和6年度におきましては「訪問看護ステーション」を病院事業の中に組み込ませていただきまして、これで高島市民病院の体制については一定の目途が立ったところでございます。訪問看護ステーションを病院の組織の中に組み込ませていただきましたその思いは、今後、病院で診察を受けられた方、あるいは陽光の里で療養された方が在宅復帰をされる際の支援体制を整えるためにも訪問看護ステーションを統合させていただくという方針を示させていただいているところでございます。

それから市役所には6つの支所がございますが、それぞれの支所長に「地域防災監」の職を兼務していただき、地域全体の防災体制を強化します。

それから子ども家庭センターですが、これは児童福祉法に規定されております子ども家庭センターの設置が全国の市町村で求められているという背景もありますので、本市といたしましてもこのたび「子ども家庭センター」の開設をさせていただきます。

大きな4番では、国家公務員法の定年延長について、来年度から実質1年延長で、段階的に65歳まで定年が延長されます。本年度末で60歳を迎える職員の中から、継続雇用を希望した14名の職員について、定年延長での配属をさせていただくこととしております。

最後に、人事交流でありますが、後期高齢者医療広域連合と市町村職員研修センターに現在一人ずつ派遣をさせていただいているところであります。

只今申し上げました総勢277名の人事異動について、本日内示をさせていただきましたが、職員数の推移でありますとか、管理職の女性登用の数値は別表に整理をいたしましたので、後ほどご覧いただければと思います。私からは以上であります。

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