令和3年4月

今年度最初の首長会議で、「新型コロナウイルスワクチン接種について」と「重層的支援体制整備事業について」をテーマに意見交換を行いました。ワクチン接種が進む中、県内各市町に対するワクチンの配分方法や今後の接種の進め方に関する議論が中心となりました。私からは、高島市内におけるワクチン接種の準備状況をご説明するとともに、感染拡大が顕著なこの時期に、滋賀県が発表された県民向けの観光キャンペーンについて「今やるべきか」との意見を知事に申し上げました。

県内で地域に密着した社会貢献活動に取り組まれている民間の団体や個人を表彰する、「おうみ社会貢献賞」を受賞された大師山ボランティアサークルの皆さんが、受賞の報告にお越しくださいました。 平成26年にボランティアサークルを設立されてから、小学校の登下校時や子どもたちの野外活動時の見守りをはじめ、高齢者や障がい者の見守り、災害ボランティア活動など、地域に暮らす全ての人々が安全・安心に過ごせる環境づくりへの取り組みを展開されてきました。地域に根差した素晴らしい活動が、今後も広く展開されますよう心よりご祈念申し上げます。

日頃から各事業へご協力、ご参加をいただいている役員の皆様に心から感謝を申し上げますとともに、あいば野自衛隊協力会会長としてごあいさつをさせていただきました。令和2年度は新型コロナウイルスの影響により、総会や創立記念行事をはじめとした市民交流の機会が見送られるなど、協力会としての活動も大幅に制限されることとなりました。今年度もコロナ禍での事業展開となりますが、実施については社会情勢を鑑みながら、適切な対応のもと進めてまいりたいと思います。

陸上自衛隊今津駐屯地へお邪魔し、自衛官候補生課程に入隊される皆さんに激励のごあいさつをさせていただきました。教育課程において悩みや不安を感じることもあるかもしれませんが、一人で抱えることなく、たくさんの仲間と協力し合いながら乗り越え、ご自身の健康を第一に訓練に精励いただきたいと思います。市といたしましても、弛まぬ努力をされる自衛隊の皆さま方を精一杯お支えしてまいります。

平成25年2月に市長の職をお預かりしてから経験してきた出来事を踏まえ、新たに採用された職員の皆さんに講話をいたしました。話をする相手の表情を見て意思疎通を行うなど、コミュニケーションの感性を磨いていただくとともに、問題が生じた際、市民の方にとってどうすることが一番良いのか考え、解決に向けたシナリオをイメージしながら、臨機応変にそして迅速な対応をしていただくようお願いいたしました。

今年度は行政職10名、保健師1名、看護師1名、保育士2名、消防職2名の新規就任・採用職員に辞令を交付し、訓示を行いました。

JAレーク大津、JA草津市、JA栗東市、JAおうみ冨士、JAマキノ町、JA今津町、JA新旭町、JA西びわこが合併し、「JAレーク滋賀」として新たな歩みをスタートされました。合併による強みを活かされ、今後ますます発展されますことを期待申し上げます。

4月6日から15日までの10日間、令和3年春の全国交通安全運動が展開されます。新学期が始まるこの時期は、特に子どもたちの交通事故に注意しなければなりません。交通事故に遭わない、起こさないというのは誰もが願っていることでもありますので、市民の皆様が日々意識している交通安全への思いをより一層強いものにできるよう、関係機関の協力を得ながら今後も啓発活動に取り組んでまいります。