令和2年5月

5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されたことを受け、政府が示す「各種制限の段階的緩和の目安」や基本的対処方針の変更を踏まえ、市として今後の感染防止と社会経済活動の両立を図りながら、6月1日以降は万全な感染防止対策を行った上で、すべての公共施設等を再開することに決定しました。
また、5月31日をもって解散いたしますが、引き続き、国内の感染状況を注視しながら対応してまいります。

国の第2次補正予算案で配分される地方創生臨時交付金について、地域の実情に応じて使いやすい交付金にしていただくよう特段の配慮をしていただくこと、そして感染症指定病院の経営が厳しい状況下における国の財政支援を要請いたしました。

高島織物工業協同組合様および高島晒協業組合様から、市内小中学校の再開に先立ち、子どもたちや教職員が健康で安心な学校生活を送れるよう、消毒液拭き取り用の「高島ちぢみ綿布」10,000mと「高島ちぢみ布マスク」300枚を寄贈いただきました。

ふるさと納税で寄付者が受け取る返礼品（お米）の一部を、高島市内で食に困っておられるご家庭等におすそ分けする「コロナに負けない！ふるさと納税で三方よし・お米シェアプロジェクト」を5月から実施しており、寄付者からおすそ分けいただいたお米110キログラムをフードバンクびわ湖さんにお渡ししました。

滋賀県内で地域に密着した社会貢献活動に地道に取り組んでいる民間団体や個人を表彰するおうみ社会貢献賞を受賞された「トンボとその仲間たち」、「ヴォーリズ今津郵便局の会」、「NPO法人絵本による街づくりの会」の代表の皆さんが受賞の報告にお越しくださいました。地域に根差した素晴らしい活動が、今後も広く展開されますよう心よりご祈念申し上げます。

高島ライオンズクラブ様から、感染症対策に必要な物資が困難な状況の中、高島市の新型コロナウイルス感染症対策への支援として、「サージカルマスク」10,000枚と「雨合羽」100枚を寄贈いただきました。

株式会社ホリゾン様から、感染症対策に必要な物資が困難な状況の中、本社所在地である高島市内の医療機関における新型コロナウイルス感染症対策への支援として、「フェイスシールド」3,000枚と「アイシールド」6,000枚を寄贈いただきました。

滋賀県が国の緊急事態宣言の対象地域から解除されたことを受け、高島市における、社会経済活動の段階的な再開に向けた今後の対処方針について検討し、これまでの市の対応策の見直しも含めた今後の方針ならびに、更なる支援策等を決定いたしました。

国において、緊急事態宣言にかかる滋賀県を含む39県の解除が決定され、それを踏まえた基本的な対処方針が示されました。また、滋賀県においても今後の方針が決定されたことを受け、本日、第16回目となる新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、市内の保育園、幼稚園、学童保育所、小中学校の再開ならびに、図書館、公民館、コミュニティセンターの開館等について、市としての当面の対処方針を決定いたしました。

国、県の対応方針において緩和、解除となった施設の対応について、市といたしまして、5月14日に開催される政府の専門家会議の結果や、近隣市町の感染状況などを考慮し判断することとし、5月15日に第16回新型コロナウイルス感染症対策本部会議の開催を決定いたしました。
また、施設の再開が可能となった場合の感染拡大予防策をはじめ、市が行う会議や各種団体が行うイベント、行事について市としてどのように要請を行っていくかなど、様々な視点から対応方針案を検討するよう指示いたしました。

国において緊急事態宣言が5月末まで延長されたことに伴い、現在実施している対策の継続等について検討するとともに、特別定額給付金および市で実施する支援制度について情報を整理しました。