令和2年度当初予算の概要
令和2年度当初予算の概要をお知らせします。
令和2年度の一般会計当初予算は、総額278億7,500万円を計上し、前年度と比較して7,500万円(-0.3%)の減となります。庁舎増築整備を機に、さらなる行財政改革による市民サービスの質の向上を図るとともに、持続可能なまちづくりに向けては、令和2年度がスタートとなる「第2期高島市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく各施策を着実に推進する必要があります。
本市の重点施策の1つである「子育て」に関しては、国の制度で無償化の対象とならない0歳児~2歳児の保育料の完全無償化を継続して実施するほか、待機児童の解消と保育サービスの充実を図るため、新たに保育人材の確保と定着に努めます。
また、貴重な自主財源である「ふるさと納税」は6億円の収入を見込んでおり、引き続いて若い世代の子育てを支援するため、妊婦健診に要する費用の全額助成、中学生までの医療費助成、小中学校でのICT教育環境の整備など、住みたい、住み続けたい高島市の実現に重点を置いた予算としています。
建設事業に係る予算は、快適な暮らしの基盤となる市道の改良や橋梁の長寿命化、消雪設備の整備事業を順次進めます。また、後継ごみ処理施設整備に向けた事業や消防施設の整備、今津スタジアムの大規模改修などの公共施設の維持補修のほか、安曇川町上田中、三尾里地区での農業生産基盤整備事業に着手します。
そのほか、通勤や通学などの公共交通対策や、市内企業における設備投資等に対する支援、人材不足の解消に向けた支援事業を引き続き推進します。
歳入面では、市税の微増が見込まれるものの、なお不足する一般財源については財政調整基金から約9億6千万円を繰り入れます。依存財源である市債については、交付税算入のある有利な市債を活用し、各種建設事業の推進を図ります。
令和2年度当初予算の概要は以下のとおりです。
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02 予算概要書(資料1) (PDFファイル: 11.3MB)
03 地方消費税交付金のうち、社会保障財源化分の使途について (PDFファイル: 77.4KB)
更新日:2023年03月31日