インターネットによる人権侵害
インターネットの普及により、知りたい情報を誰でも簡単に手に入れることができるようになり、大変便利になりました。しかし、インターネットを悪用して、特定の個人を誹謗中傷したり、個人情報を勝手に流すなど、他人の人権を侵害する事件が後を絶ちません。インターネットは“仮想の世界”ではありません。画面の向こう側にはかならず“人”がいます。被害者にも加害者にもならないように、使い方には十分に注意しましょう!
掲示板などへの悪質な書き込みは犯罪です!
インターネット上での中傷は「名誉毀損」、「殺す」などの書き込みは脅迫、援助交際の相手を探す書き込みなどは「出会い系サイト規制法違反」になる場合があります。「どうせだれが書いたかわからないのだから」と思うのは間違いです。警察の捜査などにより書込み者は特定されます。
掲示板等の利用についてのルールとマナー
滋賀県発行啓発冊子「こころやわらかく」より
相手の人権を尊重しよう
インターネット上であっても、コミュニケーションには相手がいることを常に意識し、相手の人権を尊重しましょう。
うわさやウソの情報を書き込まない
掲示板などにうわさやウソの情報を書き込んではいけません。現実社会と同様、他人をだますことは許されることではありません。
言葉の使い方に気をつけて
文字によるコミュニケーションでは、細かな気持ちが伝わらず、誤解を招くこともあります。言葉の使い方には十分注意しましょう。
責任は自分にあります
情報を発信したり受信したりすることは、社会的にも法的にも、責任はすべて自分にあることを常に意識するようにしましょう。
差別につながることは書かない
悪口や差別的な表現で人を傷つけるような書き込みは、人権侵害であり、許されない行為です。
個人情報を書き込まない
掲示板等に他人の個人情報を書き込んだり、他人になりすまして投稿したりすることは、プライバシーの侵害にあたります。
更新日:2023年03月31日