血液浄化センター

更新日:2023年01月26日

科長:永江 徹也

  • 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
  • 日本腎臓学会 専門医 
  • 日本透析医学会 透析専門医・指導医

 血液浄化により慢性腎不全の治療を行っています。透析患者様は最近増加の傾向にありますが、予後も改善してきております。さらに予後を改善させるために努力をしています。
 また、薬物中毒に対する血液吸着治療や炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)に対する血球除去療法も行っております。

血液浄化センター

 入院・外来患者様の透析導入から維持透析を行っています。また、当院は二次救急体制の病院であり様々な疾患に対する各種血液浄化(血液吸着<平成25年度〜LDL吸着を含む>・血漿交換・持続緩徐式透析濾過 等)を行っています。

診療内容

  • 自己管理ノートを工夫して、患者様が適切な透析生活を維持できるようにサポートしています。このノートには災害時の重要事項も記載されています。
  • 独自の安全管理チェックシステムを作製し患者様には安全で安心できる透析の提供に努めています。
  • 透析医療、看護に力をいれて、患者様に満足して頂ける透析管理を行っています。
  • 患者様に適した抜針予防用具を活用し、安全対策に取り組んでいます。
  • 足病変予防のため、フットケア指導士の指導のもと、下肢動脈疾患や糖尿病の患者様に炭酸温浴を行っています。
  • 患者様へ誕生日サプライズなどの企画を行なっています。
  • 患者様やご家族が“望まれる透析生活”を送って頂けるように、看護師が在宅訪問を行っています。
  • 地域医療への貢献の一環として、高島市として透析患者様の送迎バスを運行しています。

抜針予防用具の紹介

白い網目状の半透明の2つのネットカバーの写真

ネットカバー:痒みや皮膚のトラブルのある場合

縁を覆うように青色のスポンジのようなカバーがついているペットボトルの写真

ボトルカバー:体動のある場合

黄色い布にリング状のテープのようなものが2つつけられているシーネカバーの写真

シーネカバー:認知症・不隠・体動のある場合

ピンク色の袋のようなものを手に被せ、手首の部分を青いテープで縛り、手のひらがでないようにしている対肢用ミトンカバーの写真

対肢用ミトンカバー:認知症・不隠・体動のある場合

(注意)高島市民病院は、自然に恵まれた環境にあり、別荘滞在時や旅行の際の臨時透析も受け入れております。あらかじめ連絡をいただければ相談に応じさせていただきます。

この記事に関するお問い合わせ先

〒520-1121
高島市勝野1667
電話:0740-36-0220
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