リハビリテーションセンター
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション(1)
- 廃用症候群リハビリテーション(1)
- 運動器リハビリテーション(1)
- 呼吸器リハビリテーション(1)
リハビリテーションセンターでは理学療法・作業療法・言語聴覚療法を行い、患者様の機能回復・家庭復帰・社会復帰に努めています。
スタッフは22名(理学療法士12名、作業療法士8名、言語聴覚士2名、事務員1名)で主に入院患者様を対象としています。また在宅患者様(訪問リハビリテーションにて対応)や早期退院後の外来患者様(主に整形疾患)も必要に応じて対象としています。
急性期の患者様に対しては早期回復を目指し、土曜日または連休において理学療法・作業療法・言語聴覚療法のいずれかを実施しています。



理学療法(PT)
理学療法では寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの私たちが日常生活を送る上で基本となる動作の獲得・改善を目指します。
治療内容としては主に以下のような内容のものを行います。
- 手足の関節可動域運動・筋力強化運動
- 手足の運動麻痺に対する機能向上運動
- 寝返り・起き上がり・立ち上がり等の動作練習
- 平行棒・歩行器・杖等を使用しての歩行練習
- 階段昇降・屋外歩行等の動作練習


作業療法(OT)
作業療法では、脳血管疾患・内科疾患・整形外科疾患等の様々な病気やケガにより仕事や生活に支障をきたした方々を対象としています。
食事、排泄、整容、更衣、入浴といった生活の中で行う動作の獲得や、家事動作、職業復帰ができるように機能回復練習や動作練習、ご家族への介助方法の指導や福祉用具・家屋環境の助言などを行います。


言語聴覚療法(ST)
言語聴覚療法では、主に脳血管疾患、神経筋疾患、老年症候群に伴う言葉の問題(失語症、高次脳機能障害、運動障害性構音障害、音声障害)、飲込みの問題(摂食嚥下障害)に対応します。また在宅医療との連携にも力を入れており、びわ湖あさがおネットを用いた地域リハビリテーション連携も行っています。


訪問リハビリテーション
主治医が「訪問リハビリテーションサービスの利用が必要」と認めた方を対象として、利用者さまのご自宅に理学療法士が訪問し、リハビリテーションを行います。
日常生活の自立と介助量軽減、家庭内役割の獲得、さらには社会参加の促進を図ることを目的としています。
具体的には、関節が固まるのを予防する運動、筋力増強運動、屋内や屋外を歩く練習、介護をされているご家族への介助方法の指導、杖・車いすなど福祉用具に関する相談等を行います。
更新日:2023年01月10日