栄養管理センター

更新日:2024年09月05日

 栄養管理室の第一の業務は、入院時の食事療養で、入院患者様に治療食を提供することです。
 スタッフは管理栄養士5名と、委託会社従業員で構成されています。
 入院患者様の栄養状態を把握し、必要な栄養量を適切な方法で提供できるように努力をしています。

 他の食種の患者様にはベットサイド訪問時に、身体状態や食事摂取の状況を伺うようにしています。
そのうえで、入れ歯の不具合で咀嚼がしにくい場合はやわらか食に、手が不自由でお箸が使いにくい場合は主食をおにぎりに、などの対応をしています。

 食材は「高島市生鮮食品規格書」に基づき、国産品の採用を心掛け、米は「たかしま環境こだわり米」使用しております。新米の時期にはいち早く患者様に提供させていただき、好評を得ています。料理は加工食品を控えることにより、重篤な食物アレルギーの患者様への柔軟な対応が可能となっています。また、手作りの美味しさを大切にし、お食事が入院中の患者様の心の安らぎに繋がるように心掛けております。

 また、もう一方の重要な業務は栄養指導です。入院・外来ともに個別で行う場合と、糖尿病教室、透析教室、心臓病教室のように集団で行う場合があります。

 個別指導は患者様とご家族様にそれぞれの病態に合わせて、適正な栄養量を摂っていただける様に具体的な指導を行っています。継続的に栄養指導を行う事で食生活の改善を図っています。

 その他調査活動として、入院患者様に対して嗜好調査などを行っています。

NSTについて

看護師や医師が集まってメモを取りながら話し合いをしている様子の写真

 NST(Nuteition Support Team:栄養サポートチーム)は医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士で構成されています。
 毎週1回カンファレンスとラウンド(病棟回診)を行なっています。
 それぞれの専門職が患者様の栄養状態の改善を目指し、栄養状態の判定、栄養ルートの検討、栄養補助食品の選定などを行っています。
 褥瘡対策委員会とも連携してより多くの患者様の栄養サポートに関わっています。

糖尿病教室・心臓病教室

 現在は、従来の形での集団教室の開催は見合わせております。日程や内容が決まり次第ホームページなどでご案内いたします。

 ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

〒520-1121
滋賀県高島市勝野1667
電話:0740-36-0220
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