放射線科

更新日:2024年05月07日

男性医師のイラスト
  • 氏名:木上 裕輔(医学博士)
  • 役職:科長
  • 出身大学・卒業年:滋賀医科大学医学部・昭和62年卒
  • 資格(認定医・専門医・指導医など):
    • 日本医学放射線学会 放射線診断専門医
男性医師のイラスト

(非常勤医師)滋賀医科大学放射線医学講座所属医師

大きな機械の中央に体を通すための穴があり、手前に患者さんが寝るための台が置かれている装置の写真

 放射線科は常勤医師1名、非常勤医師3名が在籍しており、画像診断センターにて医療技術部の診療放射線技師や看護部と協力しながら、各種画像診断とインターベンショナルラジオロジー(IVR:画像誘導下治療)を行っています。
 当院の主な画像診断関連機器は、FPD一般撮影装置、マルチスライスCT(64列)、MRI装置(1.5テスラ)、超音波診断装置、ガンマカメラ(SPECT装置)、診断用X線TV装置、デジタル血管撮影装置、乳房X線撮影装置、歯科用パノラマ撮影装置、骨塩定量装置などです。
 放射線科では、各診療科の先生方と緊密な連携をとって信頼性の高い画像診断を行うことを心がけています。それによって、病気の早期発見・早期治療を実現させて患者様の健康寿命増進のお役に立てることを目指しています。夜間休日などの診療時間外においても、遠隔での画像診断に可能な限り対応できるようシステムを構築しています。また、地域の開業医様や他の医療機関からの検査依頼にも対応しており、地域医療へ貢献できるよう取り組んでいます。
 当科の業務の多くは画像診断が占めますが、それ以外の業務としてIVRも行っています。IVRはX線透視画像や超音波画像を見ながら治療を行うもので、実施件数が多いものでは肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)が挙げられます。他にも、各種の経皮的なドレナージ術も行っています。これらのIVRは身体への負担が比較的低く術後の回復も早く見込めるなど、患者様にとってのメリットも多く、それらを実現できるよう当科では体制を整えています。

この記事に関するお問い合わせ先

〒520-1121
高島市勝野1667
電話:0740-36-0220
高島市民病院へのお問い合わせ