脳神経外科

更新日:2024年05月07日

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  • 氏名:市川 正春
  • 役職:医師
  • 出身大学・卒業年:滋賀医科大学医学部・昭和60年卒
  • 資格(認定医・専門医・指導医など):
    • 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
    • 日本脳卒中学会 脳卒中専門医
    • 臨床研修指導医
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  • 竹市 康裕(非常勤医師)
  • 北川 忠司(非常勤医師)
 
 当院脳神経外科は、脳血管障害、脳腫瘍、外傷をはじめとして、癲癇、脊髄・末梢神経疾患、神経内科疾患など、広い範囲の診療を担当しています。当院では、救急医療が病院の大きな使命と位置づけ、病院を挙げての積極的な体制がとられています。MRIやCT、血管撮影装置が24時間検査可能であるのはもちろん、必要な血液検査その他も緊急で実施でき、より早期の正確な診断、緊急手術などの迅速な治療が可能となっています。当科ではこの有利な環境を最大限に利用して急性期医療を行っています。
 高齢化の進行している湖西地域の中核病院であることから、脳血管障害は当科の診療の中心となっています。当科では、出血性脳血管障害に限らず、急性期脳梗塞などの閉塞性脳血管障害の治療にも従来から積極的に関わってまいりました。超急性期脳梗塞に対するtPAを用いた経静脈的血栓溶解療法や局所血栓溶解療法、頭頸部動脈狭窄に対する血管内手術による血管形成、ステント留置術も従来から積極的に実施しており、実績を挙げています。
 脳血管障害に対する医療においては地域の病院、医院、診療所の先生方との綿密な連携が大切です。脳血管障害に対しては、急性期治療、回復期リハビリテーション、維持期・再発予防とその段階に応じた介入が必要です。この流れの中で、当科では急性期脳血管障害を常時受入れ、急性期治療を担当するのはもちろんのこと、地域の諸先生方と協力して一次予防、二次予防にも力を入れています。脳血管障害については、まず予防、次いで発症直後の受診が大切であり、地域住民の皆様への脳神経疾患についての啓蒙活動にますます関わっていきたいと考えています。

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