2　保管者は、公印を厳正に取り扱い、使用しない場合は、堅固な容器に納めて施錠しなければならない。

3　保管者は公印を定置する場所で使用させなければならない。ただし、やむをえない理由があるときは、この限りではない。

4　保管者は公印の使用、保管その他公印の取扱いに関する保管者の職務を補佐させるため、所属職員のうちから公印取扱責任者(以下「責任者」という。)を定めなければならない。ただし、保管者が職務の遂行に支障がないと認めるときは、この限りでない。

5　保管者は、前項の規定により責任者を定めたときは、速やかに管理者に報告しなければならない。

6　保管者および責任者がともに不在のときは、あらかじめ保管者が指定した職員(以下「代理者」という。)が第4項に規定する責任者の職務を代理するものとする。

7　保管者は、公印を紛失または毀損したときは、直ちに公印事故届(様式第1号)を管理者に提出しなければならない。

2　管理者は、前項の規定により引継ぎを受けた公印を廃止の日から換算して10年間保存しなければならない。

3　管理者は、前項に規定する保存期間が経過したときは、公印を裁断または焼却の方法によりこれを廃棄しなければならない。

2　前項の場合において、保管者および責任者が不在のときは、代理者の承認を得て押印するものとする。ただし、代理者の承認は急を要するもの、またはその処理についてあらかじめ保管者および責任者に指示を受けたものに限る。

3　前項の規定により代理者が公印の使用を承認したときは、代理者は、その承認した事項を記録し、保管者に報告しなければならない。

4　勤務時間外における公印の使用は、原則として認めない。ただし、保管者が特にやむを得ないと認めたときは、この限りでない。

5　前項ただし書の規定により勤務時間外に公印を使用しようとするときは、時間外公印使用簿(様式第4号)により、あらかじめ保管者の承認を得なければならない。

6　出張等により公印を携行する必要があるときは、当該公印の保管者に公印借用書(様式第5号)を提出しなければならない。

2　前項の規定により印影を印刷しようとするときは、その都度、公印印刷承認申請書(様式第6号)により、管理者の承認を得なければならない。

3　印刷に使用した印影の原板は、直ちに廃棄し、または印影部分を抹消するとともに、公印の印影を印刷した文書は、厳重に管理しなければならない。

この規則は、平成26年4月1日から施行する。

(施行規則)

1　この規則は、平成27年4月1日から施行する。ただし、第2条の規則による規定は平成28年4月1日から施行する。

(経過措置)

2　地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第76号)附則第2条第1項の場合においては、この規則による改正後の高島市教育委員会公印規則の規定にかかわらず、この規則による改正前の高島市教育委員会公印規則に規定する滋賀県高島市教育委員会委員長印の取り扱いについては、従前の例による。

(施行期日)

1　この規則は、平成27年8月1日から施行する。

(高島市教育委員会公印規則の一部を改正する規則の一部改正)

2　高島市教育委員会公印規則の一部を改正する規則(平成27年高島市教育委員会規則第7号)の一部を次のように改正する。

この規則は、平成27年11月1日から施行する。

この規則は、平成31年4月1日から施行する。

この規則は、令和2年4月1日から施行する。

この規則は、令和3年4月1日から施行する。