○高島市マキノ林間スポーツセンターの設置および管理に関する条例

平成25年10月10日

条例第37号

高島市マキノ林間スポーツセンターの設置および管理に関する条例(平成17年高島市条例第136号)の全部を改正する。

(設置)

第1条 本市の恵まれた自然を生かし、自然とのかかわり合いを求める都市生活者に対して心身共に健全な人間形成の場を提供し、あわせて地域住民の生活文化および福祉の向上を図るため、高島市マキノ林間スポーツセンター(以下「林間スポーツセンター」という。)を設置する。

(名称および位置)

第2条 林間スポーツセンターの名称および位置は、次のとおりとする。

名称

位置

マキノ林間スポーツセンター

高島市マキノ町蛭口109番地

(施設)

第3条 林間スポーツセンターの主な施設の名称および位置は、別表第1のとおりとする。

(業務)

第4条 林間スポーツセンターは、次に掲げる業務を行う。

(1) スポーツおよびレクリエーションのための施設の提供に関する業務

(2) 市民の生活文化および福祉の向上に関する業務

(3) 広報、宣伝その他施設の利用増進に関する業務

(4) 前3号に掲げるもののほか、林間スポーツセンターの設置の目的を達成するために必要な業務

(開場時間等)

第5条 林間スポーツセンターの開場時間は、午前8時から午後5時までとする。

2 林間スポーツセンターの休場日は、月曜日(この日が国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日(以下「休日」という。)に当たるときは、その翌日以後の最初の休日でない日)とする。

3 市長は、必要と認めるときは、第1項に規定する開場時間を変更し、または前項に規定する休場日を変更し、もしくは臨時に休場日を定めることができる。

(使用の承認)

第6条 林間スポーツセンターの施設を使用しようとする者は、規則で定めるところにより市長に申請し、その承認を受けなければならない。承認を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。

2 市長は、前項の規定による申請があった場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、同項の承認をしないことができる。

(1) 林間スポーツセンターにおける秩序を乱し、または善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき。

(2) 林間スポーツセンターの設置の目的に反すると認められるとき。

(3) 林間スポーツセンターの施設または設備を損傷するおそれがあると認められるとき。

(4) 申請に係る施設が林間スポーツセンターの事業を行うために必要であると認められるとき。

(5) その他林間スポーツセンターの管理上支障があると認められるとき。

3 市長は、第1項の規定による承認をする場合においては、林間スポーツセンターの管理上必要な限度において、条件を付すことができる。

(使用料)

第7条 前条第1項の規定による承認を受けた者(以下「使用者」という。)は、別表第2に定める額を使用料として納めなければならない。

2 使用料は、承認に係る施設の使用の開始前で市長が別に定める納期までに納めなければならない。ただし、規則で特別の定めをする場合は、この限りでない。

3 使用料は、還付しない。ただし、市長が必要と認める場合は、この限りでない。

4 市長は、特別の事情があると認める者に対しては、使用料を減額し、または免除することができる。

(施設等の変更の禁止)

第8条 使用者は、林間スポーツセンターの施設もしくは設備に変更を加え、または特別の設備を設けてはならない。ただし、あらかじめ市長の承認を受けたときは、この限りでない。

(使用の承認の取消し等)

第9条 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、第6条第1項の規定による承認を取り消し、または使用を制限し、もしくは使用の停止を命ずることができる。

(1) 使用者が使用の目的に違反して使用したとき。

(2) 使用者が詐欺その他不正の行為によって第6条第1項の規定による承認を受けたとき。

(3) 使用者が第6条第2項各号(同項第4号を除く。)のいずれかに該当するに至ったとき。

(4) 使用者が第6条第3項の規定により付された条件に違反したとき。

(5) 使用者がこの条例またはこの条例に基づく規則の規定に違反したとき。

(6) 承認に係る施設が災害その他の事故により使用できなくなったとき。

(7) その他市長が特に必要と認めるとき。

(原状回復の義務等)

第10条 使用者は、使用を終了したときは、その使用に係る施設および設備を原状に回復しなければならない。前条の規定により使用の承認を取り消されたときも、同様とする。

2 使用者は、故意または過失により施設もしくは設備を損壊し、または破損した場合は、速やかに市長に届け出て、その指示に従わなければならない。

(指定管理者による管理)

第11条 市長は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定に基づき、法人その他の団体であって市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に、林間スポーツセンターの管理に関する業務のうち、次に掲げる業務を行わせることができる。

(1) 第4条各号に掲げる業務

(2) 林間スポーツセンターの施設および設備の維持管理に関する業務

(3) 前2号に掲げるもののほか、市長が必要と認める業務

2 前項の規定により市長が指定管理者に同項各号に掲げる業務(以下「管理業務」という。)を行わせる場合における第6条第8条第9条および前条第2項の規定の適用については、これらの規定中「市長」とあるのは「指定管理者」とする。

(指定管理者による開場時間等の変更)

第12条 前条第1項の規定により市長が指定管理者に管理業務を行わせる場合は、第5条の規定によるほか、指定管理者は、必要と認めるときは、あらかじめ市長の承認を得て、同条第1項に規定する開場時間を変更し、または同条第2項に規定する休場日を変更し、もしくは臨時に休場日を定めることができる。

(利用料金)

第13条 第11条第1項の規定により市長が指定管理者に管理業務を行わせる場合は、第7条の規定にかかわらず、使用者は、指定管理者に林間スポーツセンターの施設の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を納めなければならない。

2 利用料金は、指定管理者の収入とする。

3 利用料金は、別表第2に定める額の範囲内において、指定管理者があらかじめ市長の承認を得て定めるものとする。これを変更しようとするときも、同様とする。

4 利用料金は、承認に係る施設の使用の開始までに納めなければならない。ただし、指定管理者が別に納期を定めた場合は、この限りでない。

5 利用料金は、還付しない。ただし、災害その他使用者の責めによらない理由により承認に係る施設を使用することができないときその他指定管理者が必要と認める場合であって市長の承認を得たときは、この限りでない。

6 指定管理者は、特別の事情があると認める者に対しては、あらかじめ市長の承認を得て、利用料金を減額し、または免除することができる。

(委任)

第14条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。

(施行期日)

1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。ただし、第13条第3項の規定は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、この条例による改正前の高島市マキノ林間スポーツセンターの設置および管理に関する条例の規定により指定管理者がした許可その他の行為または指定管理者に対してなされた申請その他の行為(同日後の使用に係るものに限る。)は、この条例の相当規定により市長(指定管理者に林間スポーツセンターの管理業務を行わせる場合にあっては、指定管理者。以下この項において同じ。)がした承認その他の行為または市長に対してなされた申請その他の行為とみなす。

(平成27年3月27日条例第7号)

(施行期日)

1 この条例は、平成27年7月1日から施行する。

(経過措置)

3 この条例の施行の日の前日までに、前項の規定による廃止前の高島市夜間照明施設使用料徴収条例およびこの条例による改正前のそれぞれの条例(以下これらを「旧条例」という。)の規定によりなされた申請、処分、手続その他の行為は、この条例による改正後のそれぞれの条例(以下これらを「新条例」という。)の相当規定によりなされた申請、処分、手続その他の行為とみなす。

4 この条例の公布の日の前日までに、旧条例の規定によりなされたそれぞれの施設に係る使用承認の申請で、前項の規定によりその承認を受けたものとみなす場合の使用料については、新条例の規定にかかわらず、なお従前の例による。

別表第1(第3条関係)

名称

位置

テニスコート

高島市マキノ町蛭口109番地

自然観察園

高島市マキノ町西浜1459番地

多目的広場

高島市マキノ町蛭口109番地

別表第2(第7条、第13条関係)

(単位:円)

施設名

単位

使用料

テニスコート

1面につき1時間

500

多目的広場

1時間

700

備考

1 市外在住者または市外に所在する法人もしくは団体が使用する場合は、使用料に定める額の5割を加算する。ただし、テニスコートを除く。

2 使用時間に1時間未満の端数があるときは、これを1時間とする。

高島市マキノ林間スポーツセンターの設置および管理に関する条例

平成25年10月10日 条例第37号

(平成27年7月1日施行)