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令和3年度実施事業『食品ロス削減プロジェクト』
登録日:2021年5月6日
市民生活部 市民協働課
ここでは、令和3年実施の協働提案事業『食品ロス削減プロジェクト』を紹介します!
☆☆市民提案型事業☆☆ ≪新規≫
食品ロス削減プロジェクト
活動主体
【市民団体】フードバンクびわ湖たかしま
【担当課】環境政策課
補助金額
500千円
現状・課題
日本では、年間612万t(平成29年度)の食品ロスが発生しています。食品ロスの内訳は、食べ残しや過剰除去等の過程から発生するものが約284万t、食品の製造・流通・販売の過程で生じる規格外品、返品、売れ残りや飲食店での食べ残しなど、事業者から発生するものが約328万tです。
食品ロスは市内でも発生しており、燃やせるごみ総量の約4%が手つかずの食品であり、食べることができるのに捨てられています。食品を廃棄することは、廃棄物の処理量の増加や、地球温暖化の原因になっています。
また、一方で毎日の食事に困っている生活困窮世帯が存在するにも関わらず、食品が廃棄されている現状です。
事業目的
食べることができるにも関わらず捨てられる食品をフードドライブを実施することにより削減し、市民や事業者へ食品ロス削減の意識付けによる環境負荷の軽減を図ります。
事業内容
⑴実態調査
⑵フードドライブの実施(企業、自治会など)
⑶フードパントリーの実施
それぞれの役割
【市民団体の役割】
・フードドライブを企画・実施します!
・ポスターやチラシを作成し活動について広報します!
・企業や自治会、市民団体に対してフードドライブの協力者を募ります!
・フードパントリーを実施することで、集めた食品等を生活に必要な方へお届けします!
・関係機関相互の連絡調整を行います!
【担当課の役割】
・広報誌や防災無線でフードドライブ活動について広報します!
・公共施設へチラシなどを設置します!
・団体に対して廃棄物についての情報を提供・共有します!
・公共施設および団体と連携します!
・企業や団体、市民と連携を図ります!
事業に関するQ&A
Q1.どんな取り組み?
A.回答者:フードバンクびわ湖たかしまさん
食品ロス削減プロジェクトは、主に個人と事業所向けのフードドライブ(家庭および事業所に眠っている食品類等を寄付していただくこと)を推進していきます。家庭からは、買いすぎて消費できないものや贈答品で余ってしまったものを集め、事業者からは、規格外の食品や消費期限が迫ることで廃棄になってしまうものを寄付していただきます。これにより、食品ロスによる廃棄物や処理量の削減を目指します。また、廃棄されてしまう食べ物を地域の資源として活用し、毎日の食事に困っている家庭に提供するフードパントリー(フードドライブ等でいただいた食品を無料でお渡しすること)を行い、市民の生活支援とごみの削減および循環型社会の実現に取り組みます。
Q2.協力者はだれ?
A.回答者:フードバンクびわ湖たかしまさん
市民の皆さん、市内の飲食店や事業所、環境政策課、社会福祉課
Q3.期待できる効果は?
A.回答者:環境政策課さん
現在は、年間ごみ排出量の約4割を占める生ごみですが、協働することにより食品分野におけるごみ減量を重点的に取り組むことが可能となり、その結果、生ごみの減量に繋がることが期待できます。また、集まった食品については、団体が既に構築しているネットワークを通じて一家庭のニーズにあった食品などの配布が可能であり、食品ロスを地域資源として活用することができます。
最新の情報
事業の進捗や団体の普段の活動は、フードバンクびわ湖たかしまのホームページhttps://peraichi.com/landing_pages/view/foodbankbiwako/からご覧いただけます。
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