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【火災予防シリーズ7】薪ストーブによる火災に注意!
登録日:2020年11月15日
消防本部 予防課
近年、薪ストーブを使用するご家庭などが増えています。それに伴い、薪ストーブが起因する火災も発生しています。
薪ストーブや煙突を設置または使用する際は使用方法や設置状況を確認し、安全に使用しましょう。
薪ストーブによる火災を防ぐために、次のことにご注意ください。
薪ストーブや煙突を正しく設置する
薪ストーブを設置する場合は、前方・上方1.5m以上、側方・後方1m以上、可燃物から距離をとらなければなりません。(不燃材料等で遮熱する場合はこの限りではありません。)
煙突を設置する場合、壁等の貫通部は木材等の可燃物から15cm以上離すか、厚さ10cm以上の不燃材料(めがね石など)で煙突を覆わなければなりません。
薪ストーブの周囲に燃えやすいものを置かない
周囲に洗濯物を乾かすことも火災の原因になりますので十分に離してください。特にストーブの上部に干すのは大変危険ですので、絶対にしないで下さい。
ストーブから離れる際は、扉や蓋を確実に閉める
扉や蓋が開いていると、火の粉が飛散し火災になる場合があります。ストーブから離れる際は、扉や蓋を確実に閉めてください。
不燃材料製のたき火殻受けを設置する
たき口からたき殻(取灰)等の火種が落ちた場合の受け皿として、たき殻受けを設置してください。
取灰の処理を正しく行う
取灰の中には、火種が残っている可能性があり、蓄熱により数時間経過した後に周囲の可燃物に着火する場合があります。
直接ごみ箱やダンボールに捨てたりせず、火が完全に消えたことを確認してから、蓋のある不燃性の取灰入れに入れて処理してください。
煙道火災を予防する
煙道内にタールが溜まると、煙道内で火災が発生することがあります。こまめに煙突の掃除をし、煙道からの火災を予防してください。
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