健康・福祉・教育
シリーズ「現場から」その14
登録日:2018年4月23日
子ども未来部 子ども家庭相談課
心の拠り所(よりどころ)
現代の社会は、多様で複雑な問題が多く、時折息苦しく感じられることがあります。そして、その思いはきっと、大人だけではなく、子どもも同じように感じていることでしょう。
「治安回復には少年犯罪の抑止が鍵」と言われています。
少年非行情勢の深刻化には、少年自身の模範意識の低下もありますが、子どもたちを非行や犯罪から守るために、私たち大人が改善すべき点も多々あるように思います。「物事の善悪」や「人を思いやる気持ち」は、幼い頃から家庭や学校で学んできたはずなのに、いつしか忘れて自己主張のみを行う大人の姿。
子どもたちと話をしていると、胸が痛み、親や大人の背中を見て育っていることを強く感じます。彼らはただ、「安心できる場所」「理解してくれる人」「話を聞いてくれる人」を求めているのかもしれません。
警察の生活安全部門では、子どもに関する相談を受けたり、被害防止や再犯防止のための指導を行っています。また、警察本部の少年サポートセンターでも、少年補導職員等が相談を受けています。
家庭、学校、地域、行政、警察など関係者が連携し、「心の拠り所」の一部となって子どもたちを支えていきたいものです。
(少年補導職員)

少年サポートセンターへのアクセス
所在地:大津市京町3-4-2 滋賀会館北2階
JR琵琶湖線大津駅 徒歩7分
TEL:077-521-5735
※最寄りの警察署等で、落ち着いて相談できる適当な場所に出向いて面接することもできます。
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