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熊野本遺跡群(くまのもといせきぐん)
更新日:2018年4月26日
教育委員会事務局 教育総務部 文化財課
熊野本遺跡群(くまのもといせきぐん)
《場所: 高島市新旭町饗庭》
◆熊野本高地性集落(くまのもとこうちせいしゅうらく)
熊野本遺跡は、饗庭野台地(あいばのだいち)と呼ばれる丘陵上、標高約150mの高台に立地する高地性集落です。出土した土器から、今より約2000年前、弥生時代の遺跡と推定されています。
丘陵上からの眺めは大変良く、安曇川によって形成された平野や琵琶湖まで一望することができます。平野には「針江遺跡群(はりえいせきぐん)」と呼ばれる弥生時代の集落跡があります。
◆熊野本古墳群(くまのもとこふんぐん)
熊野本高地性集落に隣接する北側の丘陵を中心に立地しています。古墳の形や規模などから、湖西地域の代々の首長を埋葬した古墳群と考えられています。
これまでに38基の古墳が確認されており、円墳・方墳・前方後円墳・前方後方墳の、基本的な形の古墳が揃っています。とりわけ平成12年に発掘調査が行われた6号墳は、全国でも最古期の前方後方墳として注目されています。
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